ポイントが貯まりやすいクレジットカードのデメリットを調べた

ポイント高還元カードはお得?

クレコレ株式会社
執筆者
クレコレ株式会社
クレカLOVE女子!所有クレカは50枚以上!メインカードはセゾンプラチナビジネス。1.25%還元でポイントとマイルを貯めてます。Youtubeで動画でも解説中。

クレジットカードを使うとポイントが貯まる不思議

クレジットカ―ドを作る時「ポイント制度(還元率)が魅力的だからこのクレジットカードにした!」という人は少なくないと思います。

何しろカードで”支払いをするだけ”でポイントが貯まるので、もはやクレカとは切っても切り離せないサービスとなりました。

でも、どうしてクレジットカードを使ってポイントがもらえるのでしょうか?

それと同時に、クレジットカード会社は損をしないのか?そんな疑問が湧いてくる時期が、私にもありました。

クレジットカードのポイント制度って何?という方へ

クレジットカードを利用すると金額に応じてポイントがもらえるサービスのこと。

貯めたポイントは、ギフト券や商品に交換できたり、支払いに利用できたりします。

使うだけでポイントを付与していてはクレジットカード会社は赤字になってしまうのでは?

大丈夫、ポイントを提供してもしっかりと収益がでる仕組みになっています!

クレジットカードにポイントがつく仕組み

クレジットカード会社は、私たちがクレジットカードを利用したお店(加盟店)から手数料を徴収しています。

それがクレジットカード会社の収益です。そして、その一部をポイントとして会員に返しています。

これだけ書くと「クレジットカード会社いらねえじゃん」と思われるかもしれないので、もう少し掘り下げて説明してみましょう。

徴収した手数料で加盟店の宣伝もする

加盟店からしたらある意味、”広告”してもらっているわけですね。

メールマガジンなどで、「メルマガ見た人限定で〇〇のお店で10%OFF!」等のクーポン、明細と一緒についてくるチラシにある店舗の紹介記事など。仕組みで言うと、ああいう類です。

そのクーポンを使うためにお店に来た人がいたなら、メールマガジンを配信する意味はありますよね?

クレジットカードの加盟店は手数料を払っているだけに見えているかもしれませんが、それによって入ってくるお客さんも増えているから良いことなのです。

身近なサービスでクレジットカードの仕組みと似ているもの
  • 食べログ
  • ぐるなび
  • ホットペッパービューティー
  • クーポンサイト 等

キャンペーン・イベント、会員への還元は様々な場所で

ポイント以外にも毎月送られてくるパンフレットやキャンペーン情報、お得なクーポン情報、様々なイベントを企画・開催したりして会員に返還しています。

ポイントだけがたくさん欲しい!という意見もありますが、財源である加盟店の手数料が最近は少なくなっていることから、ポイント制度の改訂も多く行われているようですね~

そんな観点から見ると、必ずしもポイント還元率が高い=良いクレジットカードとは一概に言えなくなってきました。

ポイント制度そのものがクレジットカード会社の販促施策

そのため、後発の会社や知名度が低い会社ほど「ポイント」が貯まりやすい制度になっている傾向があります。←ここ重要

クレジットカード会社の規模で比較すると、大手より中小企業発行のクレジットカードの方がポイントを貯めやすいのは間違いありません。

ポイント還元率が高いカードは何らかのデメリットあり

ここで思い出して欲しいのがRPGなどのゲーム。

キャラクターを育てるとき、何かの属性に特化したキャラorバランスが取れた万能タイプのキャラになることがほとんどですよね。

これは世の中、いろんなサービスや企業が同じで、要するに何かのサービスに特化していると他のサービスがそんなに良くないってこと。

つまり…メリットしかない”モノ”というのは中々ありませんってことですねー

つまり何が言いたいかというと、ポイント還元率だけでカードを決めるのはもったいない

世の中はいろんな物に溢れています。

日本の傾向を見ると、より安くお得なものが好かれる傾向にありますが良く考えてみて欲しいのです。

飲み会で例えると、安い居酒屋さんは確かに安くていいかもしれないけど、飲み物は来るのが遅いし店内はうるさいし一人数品注文しなきゃいけなかったり、席が狭かったり、散々な思いをしたことはないですか?

クレジットカードの現状も、まさにそんな感じなのではと思った次第です。

過剰な入会特典やポイント制度で、カードを作るだけ作らせてサービスやWEBサイトが充実してないカードは実際多いと思います。

そんなのカード作ってみないとわかんないじゃん!っていう意見もありますが、今はカード会社の公式SNSなども見れたりするので、いろいろ観察してじっくりカードを決めるのが良いんじゃないかなと思いました。

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