最近テレビやネットでも話題のスマホの決済サービス。
QRコード決済やバーコード決済など、キャッシュレスでお支払い&現金のキャッシュバックや還元が充実したサービスが非常に多いですね。
その中でも注目を集めているLINE Pay(ラインペイ)について、解説していきます。
目次
LINE Pay(ラインペイ)って何?
日本人の約8割が利用しているLINEアプリに付随しているスマホの決済サービスです。
LINEの友達同士でお金を送れるので簡単に割り勘できたり、お店のQRコードを読み込んで簡単に支払いができます。
LINEを使っているなら簡単にはじめることができます!
LINE Payでできること
基本的にプリペイドカードと同じ方式なので、“チャージした金額以上は使えない”のが特徴。使い過ぎの心配がないシステムです。
ちなみに機能を使うとLINEで通知がくるのでいくら使ったかもわかりやすい。
使えるお店
電子マネーのSuicaや、QuickPayなどの決済システムと同じく、コンビニや大手スーパー等ではほぼ使えると言っても過言ではありません。
コード決済 | ローソン、ファミリーマート、ビックカメラ、ヤマダ電機、ジョーシン、ウェルシア、サンドラッグ、ツルハドラッグ、阪急百貨店、阪神百貨店、ロフト…等 |
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オンライン決済 | ZOZOTOWN、ラクマ、SHOPLIST、出前館、まんが王国、ミュゼプラチナム…等 |
請求書支払い | 東京電力、東京ガス、九州電力、東北電力、関西電力…等 |
街のコーヒーショップや牛丼屋、カラオケや家電量販店などの他に大手美容脱毛サロンの「ミュゼプラチナム」なんかも支払いができるようになってます。笑
まだまだLINE Payの勢いはとまりませんね!
また、Andoroidなら「QUICPay(クイックペイ)」にも対応しているのでQUICPayを使えるお店でもLINE Payを利用することができます。(今後はiPhoneでも使えるように検討されています。)
使い方
【1】スマホ画面でLINE Payを起動
初回はカメラへのアクセスをOKボタンで許可。
【2】お店の人に伝えてQRまたはバーコード決済
レジに設置されたQRコードを読み取るか、画面に表示されたバーコードをお店のスタッフに読み込んでもらいましょう。
【3】支払い完了!
支払い完了の詳細はトークから確認できますよ。
以前はLINE Payカードが主流だった
現在はコード決済が中心ですが、以前はプラスチックタイプのカードが主流でした。
コンビニATMや銀行で現金をチャージしてから使うプリペイドタイプのカード。
こちらは”JCBのクレジットカード”となっているので、コンビニやスーパーはもちろん、全世界のJCB加盟店約3,000万店舗利用でクレジットカードと同様の支払い方ができます。
現在でも入手することは可能で、残高はLINE Payと共通です。
メリット
最大5%のポイント還元!「マイカラー制度」
LINEやLINE Payの利用状況に応じてランクわけされ、決済時に割引や還元が受けられる「マイカラープログラム制度」。
以前はポイント還元率が常時2%でクレジットカードの還元率相場である0.5%の4倍もあるということでひそかに話題になっていましたが、2018年6月より新ポイントプログラムに変更になりました。
さらに改良が加えられ、2018年10月には最大5%還元という破格のインセンティブが付加されました。
QRまたはバーコード支払いで誰でも3.5%以上還元!
2019年7月31日まではLINEユーザー全員が+3%ポイントをもらうことができます。
初期状態のホワイトカラーでも3.5%キャッシュバックなので、お得ですねー!
ちなみに自分のマイカラーはLINEの[ウォレット]>[LINE Pay]>[マイカラー]で確認できます。
マイカラーはどうやって決まる?
毎月使った金額によってグリーン・レッド・ブルー・ホワイトのいずれかのバッジカラー(ランク)が決定!ランクにより、ポイント還元率が変わります。
グリーン(2%還元) | 決済金額 : 10万円/月 |
ブルー(1%還元) | 決済金額 : 5万円~9万9,999円/月 |
レッド(0.8%還元) | 決済金額 : 1万円~4万9,999円/月 |
ホワイト(0.5%還元) | 決済金額 : 0円~9,999円/月 |
※ポイント還元の際、少数点以下は切り捨て
LINEユーザーならLINE Payの利用登録をするだけでホワイトカラー(ポイント付与率0.5%)になるので、コード決済なら最初から3.5%還元!すごい!
ApplePayのSuicaへのチャージでも最大2%還元になる
チャージ方法
LINE Payカードのチャージ方法は、5つあります。
【1】セブンイレブンのATMでチャージ←おすすめ
セブンイレブンのATMにLINE Payカードを差し込みます。
現金をATMに入れる。入れた分がチャージされる。
【2】ローソンでチャージ
ローソンのレジで、LINE Payカードにチャージできます。
カードを店員さんに渡し、チャージしてくださいと言うだけ。1回49,000円までチャージできます。
【3】銀行口座からチャージ
銀行口座をLINEアプリに登録して、そこからチャージする方法です。
【4】銀行口座からオートチャージ
「銀行口座」で指定した口座から、オートチャージも可能です。
LINE Payカードの残高が決めておいた金額より少なくなると、銀行口座から自動でチャージされます。
LINEPayカードが気に入って、「お財布がわりにガンガン使おう!」と思ったら、銀行口座からオートチャージを設定すると便利!
登録手順
デメリット
この還元率の裏には何かデメリットがあるのでは?と勘ぐってしまいますが、実はちょいちょいあります。
還元率2%というのは、一般的なクレジットカードのポイント還元率に比べると4倍あります。(0.5%くらいが普通)審査がなく、誰でも持てるカードの割には還元率が高すぎます。
相応のデメリットもしっかりとあります。
①サポートセンターへの電話では自己解決を迫られる
クレコレの中の人が、お問い合わせセンターへの電話してみたところLINEアプリ内でのQ&Aで調べてくださいという自動応答が返ってくるだけでした。
お金に関することなので、連絡先が自動応答だと不安ですよね…しかし、仕方ありまあせん。
電話対応にかかる費用すらポイント還元してしまっているので、カード会社的に電話対応できないということです。
②突然、利用制限されることがある
チャージしていると突然利用が一時制限されることがあります。この場合、アプリ内のお問い合わせフォームから連絡することになります。
お問い合わせフォームからの返信は、内容により2~3日ほど時間がかかることがある。
カードを利用する予定がある場合に、利用がロックされてしまうと大変!
しかも、お問い合わせセンターへの電話は通じません。自動応答のみなので、問い合わせフォームの返信を待つことしかできなくなります。
③ポイント付与に上限がある
公式サイトには次のように記載があります。
付与される「LINEポイント」は、月間の合計決済金額10万円(税込)を上限に付与いたします。「LINE Pay」のQR/バーコード支払いおよび「LINE Pay カード」で10万円(税込)以上のお支払いは可能ですが、以降ポイントは付与されません。
公式【LINE Pay】新インセンティブプログラムについてのお知らせ
つまり、1ヶ月の利用が10万円を超えるとポイントが付与されなくなります。
1ヶ月のポイント付与数 | ||
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グリーン | 2%還元 | 最大2,000円相当の2,000LINEポイント |
ブルー | 1%還元 | 最大1,000円相当の1,000LINEポイント |
レッド | 0.8%還元 | 最大800円相当の800LINEポイント |
ホワイト | 0.5%還元 | 最大500円相当の500LINEポイント |
④利用明細閲覧がLINEアプリのみ
決済の履歴・明細をLINEアプリ経由のみで確認できます。通常のクレジットカードにあるWEBサイトなどで確認することはできません。
⑤スマートフォン紛失、LINE IDの管理は大丈夫?
LINE Payの管理と操作はLINEアプリ経由が必須。
なので、LINEアプリが消えてしまったら?スマートフォンを紛失してしまったり、壊れてしまったら?
きちんとパソコンにスマートフォンのデータのバックアップができないと、すごくめんどくさいことになります。
⑥入会キャンペーンがない
LINE Payカードには入会時に1万円相当のポイントプレゼントなどのキャンペーンがありません。
他のカードなら1万円相当くらいのギフト券がもらえますよ!
LINEポイントはどこで使える?
ゲットしたポイントがLINE Payカードに1ポイント=1円として再チャージできるほか、Amazonギフトカード、nanacoポイント、pontaポイント、メトロポイントなど多彩なポイントと交換することができます。
LINEポイントの交換方法の紹介
LINEアプリを開いたら、設定をクリック。そして緑色の「P」をクリック。
左の画面になったら、「使う」をクリック。
すると交換メニューが表示されます。
今回はLINE Payへの再チャージを選択してみました。
1,000ポイントが1,000円に交換され、LINE Payカードにチャージされました。
通常の現金をチャージした時と同様に店舗や通販、コンビニなどで利用できます。
まとめ
LINE Payカードを普通のクレジットカードと比較してみると…
Suica、Icocaなど | LINE Pay(ラインペイ) | クレジットカード | |
審査 | なし | なし | あり |
入会費・年会費 | デポジット等あり | なし | 無料~数万円 |
利用可能店舗 | 国内 | 国内の一部 | 全国・海外 |
ポイント還元 | なし | 最大5% | 0.5%~ |
旅行保険など特典 | なし | なし | 充実 |
支払い方法 | 事前チャージ | 事前チャージ | 後払い・口座引落 |
補償精度 | ○ | × | ○ |
問い合わせ電話対応 | ○ | × | ○ |
ポイント還元以外の優待・特典では、クレジットカードのほうが充実していますが、LINE Payのポイント還元最大5%は現状最強です。
一方、LINE Payカードはプリペイド方式=前払い。なので、あらかじめチャージしておかないと使えませんし、分割払い等にも対応していません。
カード会社は決済手数料の中からカードに関するサービスを付与することで成り立っています。LINE Payカードは決済手数料のほぼすべてをユーザー還元に使っているため、補償やユーザー対応などのサービスを強化することができずにいるようです。
簡単にまとめるとLINE Payカードはユーザーへの対応にかかる費用を減らす代わりに還元率が高くしているカードです。LINEのアプリやiPhoneなどの電子機器などのツールに詳しい人向けのカードとも言えます。
支払いの柔軟性と安全性はクレジットカードの方が強みがありそうです。
LINE Pay カード公式サイトはこちら
ファミマTカードでチャージすると3%還元は本当?
下記のURLで記載されている方法は2017年3月31日で終了されました。現在では嘘の情報です。
http://www.netmile.co.jp/contents/electronicmoney/linepaycard/2740.html
この方法はアフィリエイト報酬欲しさに掲載されている2017年3月31日以前の過去の情報です。現在ではできません。ポイントは貯まりません。騙されないように気をつけてください。
http://www.family.co.jp/card_point/info/info170321.html
ファミリーマートでファミマTカードクレジット払いが 終了するサービス
・代金支払い(各種代金お支払い、収納票発行、LINE Payを含むイーコンテクスト等の決済代行、Famiパス等)
・プリペイドサービス(各種オンラインマネー、オンラインゲーム等)
・店頭受取代引(アマゾン、楽天、ファミマ・ドット・コム等)
ファミリーマートでファミマTカードでLINE Payカードを購入することで合計3%還元にすることが可能でしたが、LINE Payカードの販売自体が2018年1月15日に販売終了となり今では購入できません。