国税の支払いがスマホ決済に対応!メリットと利用時の注意点を解説

国税をスマホアプリで納付する時のメリットは2つ。

  • 決済手数料が無料
  • クレジットカードを使ってポイント還元も受けられる

1回の納付は30万円までですが、分割すれば30万円以上も払えます◎

クレコレ株式会社
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クレコレ株式会社
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国税のスマホアプリ納付とは

任意のコード決済サービスを使って国税を納付できるサービスのこと。

つまり、PayPayやau PAYといったPay払いで国税を支払えるようになったんです!

対応するコード決済サービス
  • PayPay
  • d払い
  • au PAY
  • LINE Pay
  • メルペイ
  • Amazon Pay
  • 楽天ペイ

アカウントにお金をチャージをして払います。

クレジットカードでチャージすればポイント還元が受けられます。

納付できる税目

  1. 申告所得税及び復興特別所得税
  2. 消費税及び地方消費税
  3. 法人税(グループ通算、連結納税を含む)
  4. 地方法人税(グループ通算、連結納税を含む)
  5. 相続税
  6. 贈与税
  7. 源泉所得税及び復興特別所得税
  8. 源泉所得税(告知分のみ)
  9. 酒税
  10. たばこ税
  11. たばこ税及びたばこ特別税
  12. 石油税
  13. 石油石炭税
  14. 電源開発促進税
  15. 揮発油税及び地方道路税
  16. 揮発油税及び地方揮発油税
  17. 石油ガス税
  18. 航空機燃料税
  19. 登録免許税(告知分のみ)
  20. 自動車重量税(告知分のみ)
  21. 印紙税
  22. 国際観光旅客税

本税に加えて、附帯税(加算税、延滞税等)も納付できます。

納付するのに必要なもの

  1. 納付する税目や金額の分かるもの(確定申告書など)
  2. 利用するスマートフォン

納付の手順

「国税スマートフォン決済専用サイト」で納付できます。

国税庁の公式サイトにあるスマホアプリ納付の手続ページからいけます↓

AmazonPayで法人税を支払う手順

※スマートフォン専用サイトなのでパソコンでは利用できません

  1. どのPay払いを使うか選ぶ
  2. 納付情報を入力する

という流れで納付できます◎

実際に法人税をスマホアプリ納付した時の手順を詳しく知りたい方はこちら

決済手数料無料が最大のメリット

税金をスマホアプリ納付とクレカ納付する時の違い

税金はクレジットカードでも支払うことができます。

クレカ納付とスマホアプリ納付の違いは決済手数料です。

  • 国税をスマホアプリ納付で支払う場合決済手数料が無料
  • 国税をクレジットカード納付で支払う場合0.836%の決済手数料

※正確には10,000円を超えるごとに決済手数料が加算される複雑な仕組みです↓

納付税額 決済手数料(税込)
1円~10,000円 83円
10,001円~20,000円 167円
20,001円~30,000円 250円
30,001円~40,000円 334円
40,001円~50,000円 418円
※以降、10,000円を超えるごとに決済手数料83円(税込)が加算されます。

過去にクレジットカード納付で5,921,100円の法人税を支払った時には49,574円の決済手数料がかかりました↓

法人税の領収済通知書

  • この決済手数料が無料になるのでスマホアプリ納付の方がお得

さらにクレジットカードのポイントも貯まる

クレジットカード納付ではポイントが貯まるのがメリットでした。

スマホアプリ納付でも、アカウントにチャージする時にクレジットカードを使えばポイント還元が受けられます。

例えば10万円の国税をポイント還元率1%のクレジットカードで支払った場合↓

  クレジットカード納付の場合 スマホアプリ納付の場合
支払った国税の金額 100,000円 100,000円
クレジットカードのポイント(1%還元) 1,000円相当 1,000円相当
決済手数料 836円 0円
合計 164円お得 1,000円お得

最終的にお得になる金額はこれだけ違います。

スマホアプリ納付をする時の注意点

納付1回あたりの利用上限金額は30万円

30万円を超える支払いの場合分割して支払うことになります。

また、利用するコード決済サービスで上限金額が設定されている場合もあります。

例えばau PAYの場合、支払い上限額は1回あたり30万円ですが、1日の支払い上限額は50万円です。

なのでau PAYを使って30万円と25万円の国税の納付をする場合、日を分けないと利用上限金額に引っ掛かることになります。

利用するコード決済サービスによって異なるので要チェックです!

クレジットカード払いと同じく領収書は発行されない

領収書が必要な方は、最寄りの金融機関又は所轄の税務署窓口で納付してください。

国税の納付におすすめなコード決済サービス

  • Amazon Payがおすすめ

Amazon PayではAmazonギフトカードを使って国税を支払えます。

手順としては、このような流れになります。

  1. クレジットカードでAmazonギフトカードを購入【重要】
  2. Amazonのアカウントにチャージ
  3. Amazon Payで使って国税を支払う

このAmazonギフトカードを購入する時にクレジットカードのポイント還元が受けられます。

しかもAmazon Payなら上限金額の設定が緩いです。

  • 支払い上限金額:1回あたり30万円
  • ギフト券購入の上限金額:なし
  • 残高上限金額:なし

なので、30万円以上の国税は分割して納付する、ことだけ気をつければいいです。

ただし納税額が高額な方は従来のクレジットカード納付の方が楽です。

何度も分割で支払う分の時給を考えると、手数料を払ってでも1回で納付できるのは便利です◎

国税を納付するのにおすすめなクレジットカード

私はこのセゾンプラチナビジネスを使って納税してます。

プラチナ級のビジネスカードですが一般の個人用として誰でも作れます。

セゾンプラチナビジネスはセゾンマイルクラブというサービスに登録することで最大1.25%のポイント還元率を受けられます!

なのでAmazon Payを利用して国税を払う場合…

セゾンプラチナビジネスとAmazon Payで1.25%還元にする方法

30万円分の国税を支払うと、3,750円相当のポイントが貯まります。

※1永久不滅ポイントを最大5円相当のアイテムと交換した場合

クレジットカードは早めに申し込むのがおすすめ

  • クレジットカードは申し込みから実際に手元に届くまでに時間がかかります

特にセゾンプラチナビジネスのポイント還元率を上げるセゾンマイルクラブに登録するのにも時間がかかります…。

少し手間はかかりますが、税金払いで最大1.25%の還元を受けられるのはかなりお得ですよ!

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