所得税や法人税といった国税をクレジットカードで払えばポイント還元が受けられます!
私も実際にクレジットカードで支払ってます↓
ただし、国税をカード払いすると手数料が0.836%がかかるのでやり方を間違うと損します。
このページでは損せず国税をクレジットカードで払う方法を紹介します。
2023年8月最新のおすすめ納税方法
ただし30万円区切りでしか納付できません。
納税額が高額な場合は1回で納付できるクレジットカードが便利です。
税金の支払いで得するクレジットカードの条件
所得税や法人税は高額なのでポイントもたくさん貯まります。
例えば、ポイント還元率1.5%のクレジットカードで税金50万円の支払いすると、7,500円相当のポイントが貯まります!現金なら0円です。
決済手数料よりも高いポイント還元率が必要
わかりにくいので、納付金額に応じた手数料を表にまとめると、
余分にかかる決済手数料 | |
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納付税額 | 決済手数料(税込) |
1円~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,001円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
※以降、10,000円を超えるごとに決済手数料83円(税込)が加算されます。 |
納税金額が1万円を超えるごとに急に83円手数料が急に増える仕組みなので、最小0.83%~最大1.67%余計に費用がかかるということですね。
実際の手数料の一覧
手数料の割合 | |||
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納付税額 | 手数料 | 納付する税金+手数料の合計 | 手数料の割合 |
10,000円 | 83円 | 10,083円 | 0.83% |
10,001円 | 167円 | 10,168円 | 1.67% |
20,000円 | 167円 | 20,167円 | 0.84% |
20,001円 | 250円 | 20,251円 | 1.25% |
30,000円 | 250円 | 30,250円 | 0.83% |
30,001円 | 334円 | 30,335円 | 1.11% |
40,000円 | 334円 | 40,334円 | 0.84% |
40,001円 | 418円 | 40,419円 | 1.04% |
特に10,001円と20,001円付近の税金のカード払いは損なので気をつけてください。納税金額が大きくなればなるほど、0.83%の手数料に近づいていきます。
1位コスパ最強、ポイント還元率最強のセゾンプラチナビジネス
法人や個人事業主でなくても個人でも作れます。
もちろん個人の銀行口座も設定できます。
税金の支払い用としての人気も高いカードで私も実際に使ってます!
ポイントとマイルが同時に貯まるモードが超強力
セゾンプラチナビジネスは、ポイント還元率がアップするサービス「セゾンマイルクラブ」が使えます
セゾンマイルクラブに登録すると、ポイントとJALマイルがダブルで貯まるようになります。
マイルと永久不滅ポイントをすべてAmazonギフトカードに交換した場合 | ||
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通常の状態 | 1,000円利用につき1永久不滅ポイントが貯まる | 0.5%還元 |
セゾンマイルクラブに加入 | 1,000円利用につき10JALマイルが貯まる | 1%還元 |
2,000円利用につき1永久不滅ポイントが貯まる | 0.25%還元 |
とにかくポイントがどんどん貯まるカード、というわけですね。
私は税金以外にも事務所の光熱費もカード払いしているのですが、すさまじくマイルが貯まってます↓
12,000マイルは東京大阪の往復航空券と交換できます。15万マイルあればマイルを使って無料で11往復できます。
お得になる理由は、税金の支払いでポイント還元率が下がらないから
他社ならポイントが貯まらない年金や税金の決済でもセゾンプラチナビジネスなら貯まるので、最終的に貯まったポイントの量は圧倒的な差が出ます!
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | アメリカンエキスプレス・ビジネス・ゴールドカード | 三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールド |
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年会費 | ||
初年度無料 22,000円(税込) |
36,300円(税込) | 11,000円(税込) |
ショッピングでカードを利用 | ||
通常通り貯まる 最大1.25%還元 |
通常通り貯まる 0.33%還元 |
通常通り貯まる 0.5%還元 |
モバイルSuicaへのチャージ | ||
通常通り貯まる 最大1.25%還元 |
貯まらない 0%還元 |
貯まらない 0%還元 |
国民年金の支払い | ||
通常通り貯まる 最大1.25%還元 |
通常の半分貯まる 0.166%還元 |
貯まらない 0%還元 |
自動車税・固定資産税・所得税の支払い | ||
通常通り貯まる 最大1.25%還元 |
通常の半分貯まる 0.166%還元 |
通常通り貯まる 0.5%還元 |
そのほかのカード払いできる税金の支払い | ||
通常通り貯まる 最大1.25%還元 |
通常の半分貯まる 0.166%還元 |
通常通り貯まる 0.5%還元 |
光熱費の支払い | ||
通常通り貯まる 最大1.25%還元 |
通常の半分貯まる 0.166%還元 |
通常通り貯まる 0.5%還元 |
たとえば、年金・自動車税・所得税・その他税金を50万円支払いすると… | ||
6,250円相当のポイントが貯まる※ | 830円相当のポイントが貯まる | 2,500円相当のポイントが貯まる |
※セゾンプラチナビジネスのポイント還元率最大1.25%にはセゾンマイルクラブへの加入が必須
※永久不滅ポイントをAmazonギフトカードに交換した場合
還元率が異なる項目のまとめ
カード | 還元率が異なる項目 |
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利用可能枠も大きいので高額な支払いも安心
カードデスクに相談すると利用状況次第で最大800万円~1,200万円ほどにできます。納税での支払いにも十分です。
税金は高額なためカードの可能利用枠を圧迫しますよね…。
利用可能枠が低いと、引き落としがかかるまでカードが使えなくなったりと不便なので、十分な枠が必要です。
2位ポイント還元率は低いが圧倒的知名度!アメックス・ビジネス・ゴールド
セゾンプラチナビジネスと比較するとお得度はガクンと下がります…。
ですがステータスの高いクレジットカードがほしい方におすすめです。
デポジット(前入金)できる
デポジットに上限金額はありません。
税金などの支払いのために1,000万円デポジットすることもできます。
法人税などの金額が大きくなりがちな税金を支払うために企業、個人事業主用としてオススメ!
実際にデポジットすると明細にマイナスの数字として表示され、その金額から消化されていきます。
ただし、デポジットした金額を1ヵ月以内に利用しないと引き落とし先に設定している銀行口座に強制的に返金されます。経理的にややこしいことになって困ります。
デポジットする金額は1ヵ月以内に使い切れる金額にする必要があります。
税金の支払いでポイント還元率が下がってしまう
追加年会費3,300円(税込)を払って、メンバーシップリワードプラスへ加入すると0.5%まで還元率を上げられます。
- 本家AMEXカードの納税では200円で1ポイント貯まります
- AMEXの1ポイント=1ANAマイルとして交換できます
- 200円で1マイル=0.5%還元です
- ※年間の交換上限は4万ANAマイル
年間4万マイルまでANAマイルと交換できますが、それ以降の納税では0.5%還元相当のポイントが貯まります。(カード利⽤後の代⾦に充当の場合)
なので800万円以上税金を払うと、手数料0.83%をさらに下回るのでどんどんマイナスになります。
990万円税金を払うと1万円の赤字です。現金払いの方が得です。
アメリカンエキスプレスを税金の支払いに利用した場合の収支表 | |||
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支払う税金(A) | 手数料(B) | もらえるポイント(C) | プラスになった金額(D) |
(A)×0.836% | (A)×0.5% | (C)-(B) | |
10,000円 | 83円 | 50円相当 | -33円 |
30,000円 | 250円 | 151円相当 | -99円 |
50,000円 | 418円 | 252円相当 | -166円 |
100,000円 | 836円 | 504円相当 | -332円 |
500,000円 | 4,180円 | 2,521円相当 | -1,659円 |
4,000,000円 | 33,440円 | 20,167円相当 | -13,273円 |
5,000,000円 | 41,800円 | 25,209円相当 | -16,591円 |
9,900,000円 | 82,764円 | 49,914円相当 | -32,850円 |
※アメリカンエキスプレスは、別途追加年会費メンバーシップリワードプラス3,300円(税込)へ加入し、ANAマイルと交換する場合。ANAマイルに交換できるのは年間4万マイルまで。 ※ANAマイルへの交換には別途追加年会費メンバーシップリワードANAコース5,500円(税込)に加入する必要がある。 |
維持費が高いのが最大のネック
多機能なクレジットカードではありますが、年会費が36,300円(税込)と高め。
ANAマイルに1%還元で交換するには…
- 年会費 36,300円(税込)
- メンバーシップリワードプラス 3,300円(税込)
- ANAコース 5,500円(税込)
合計45,100円のコストが1年間かかります…。
3位三井住友の安心感!三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールド
誰もが知っている三井住友の法人カードです。
年会費が安く、創業間もない法人代表者や個人事業主でも申し込めるので、ゴールドビジネスカードの中では審査が通りやすいのがメリット。
クレジットカードの年間想定利用金額が小さい方で、コストをかけたくない方におすすめです。
ポイント還元率の低さがネック
ショッピングでカードを利用すると200円(税込)につき1Vポイントもらえます。1Vポイント=1円相当(還元率0.5%)。
なので、このカードで税金を支払うと手数料の分だけどんどん損をします…。
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドを税金の支払いに利用した場合の収支表 | |||
---|---|---|---|
支払う税金(A) | 手数料(B) | もらえるポイント(C) | プラスになった金額(D) |
(A)×0.836% | (A)×0.5% | (C)-(B) | |
10,000円 | 83円 | 50円相当 | -33円 |
30,000円 | 250円 | 151円相当 | -99円 |
50,000円 | 418円 | 252円相当 | -166円 |
100,000円 | 836円 | 504円相当 | -332円 |
500,000円 | 4,180円 | 2,521円相当 | -1,659円 |
4,000,000円 | 33,440円 | 20,167円相当 | -13,273円 |
5,000,000円 | 41,800円 | 25,209円相当 | -16,591円 |
9,900,000円 | 82,764円 | 49,914円相当 | -32,850円 |
現金で支払った方がお得です…。
税金のカード払いと現金払いを比較すると
「カード払いでもらえるポイント」から「カード払いの手数料」をマイナスした金額をまとめました。
セゾンプラチナビジネス | アメリカンエキスプレス・ビジネス・ゴールド | 三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカード |
---|---|---|
1.25%還元 | 0.5%還元 | 0.5%還元 |
10,000円の税金を支払った場合 | ||
+43円相当 | -33円相当 | -33円相当 |
30,000円の税金を支払った場合 | ||
+128円相当 | -99円相当 | -99円相当 |
50,000円の税金を支払った場合 | ||
+212円相当 | -166円相当 | -166円相当 |
100,000円を支払った場合 | ||
+424円相当 | -332円相当 | -332円相当 |
500,000円を支払った場合 | ||
+2,122円相当 | -1,659円相当 | -1,659円相当 |
4,000,000円を支払った場合 | ||
+16,978円相当 | -13,273円相当 | -13,273円相当 |
5,000,000円を支払った場合 | ||
+21,223円相当 | -16,591円相当 | -16,591円相当 |
9,900,000円を支払った場合 | ||
+42,021円相当 | -33,850円相当 | -33,850円相当 |
※セゾンプラチナビジネスの1.25%還元はセゾンマイルクラブ5,500円(税込)に加入した場合 ※アメリカンエキスプレスは、別途メンバーシップリワードプラス3,300円(税込)へ加入した場合。ANAマイルに交換できるのは年間400万円まで。 |
この表を見るとセゾンプラチナビジネスの性能に驚きますね。
カードをよく使うなら方なら年会費も余裕で返ってくるのがセゾンプラチナビジネスなのです。
当サイトの中の人もセゾンプラチナビジネスを愛用してます!
遠方に行くときはJALマイルを使って飛行機で行くことで経費を節約してます。