アメックスカードが改悪!国税支払いでのポイント付与に上限がつきます

アメックスの一部提携カードで、国税支払い時のポイント還元が改悪されました。

詳しい改悪の解説と、最大1.75%で納税する裏技を紹介します。

書いた人
クレコレ(管理人)
クレカLOVE女子!所有クレカは20枚以上!メインカードはセゾンプラチナビジネス。いつも1.75%還元にする裏技を使って買物しています。

改悪の内容

国税お支払いに伴う加算ポイントに関するお知らせ|公式サイト

まとめると…
  • ポイント付与に上限金額が設けられた
  • 300万円を超える国税の支払いはポイント還元率0%になる

表にするとこんな感じです↓

  2023年12月31日まで 2024年1月1日以降
300万円以内の利用 300万円を超える利用
ヒルトン・オナーズ アメックス 200円=2ポイント 200円=2ポイント ポイント加算対象外
ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム 200円=3ポイント 200円=3ポイント
ANAアメックス 200円=1ポイント 200円=1ポイント ポイント加算対象外
ANAアメックス・ゴールド
ANAアメックス・プレミアム
デルタ スカイマイル アメックス 200円=1マイル 200円=1マイル ポイント加算対象外
デルタ スカイマイル アメックス・ゴールド

ポイント還元率自体は下がっていません。

なので300万円以内の支払いには今まで通りポイントが貯まります。

Marriott Bonvoy アメックスカードは2023年1月1日にも改悪があったため、このようになります↓

  2023年12月31日まで 2024年1月1日以降
500万円以内の利用 500万円を超える利用 300万円以内の利用 300万円を超える利用
Marriott Bonvoy アメックス 200円=2ポイント ポイント加算対象外 200円=2ポイント ポイント加算対象外
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム 200円=3ポイント 200円=3ポイント

今回の改悪でポイント付与の上限金額がさらに下がった形になります。

2022年12月31日まではMarriott Bonvoyアメックスカードもポイント付与の上限金額はありませんでした。

【Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス提携カード】国税お支払いに伴う加算ポイントに関するお知らせ|公式サイト

これらのカードで税金を支払う時は300万円以内に留めた方がいいです。

本家アメックスは改悪の対象外

今回の改悪の対象になるのは一部提携カードです。

対象カード

今のところ、本家アメックスカードは国税支払い時のポイント付与上限はありません。

ただし本家アメックスカードで納税するのは損

本家アメックスカードは、税金や年金の支払いではポイントが通常の半分しか貯まりません(200円で1ポイント)。

国税の支払いには不向きです。もっと還元率の高いクレカを使うべきです。

国税の支払いはどのクレジットカードがおすすめ?

私はこのセゾンプラチナビジネスを使って納税してます。

セゾンプラチナビジネスなら…

税金のスマホアプリ納付は、任意のPay払いで税金が払えるサービスのこと。

スマホアプリ納付をすれば

  1. セゾンプラチナビジネス→スマホアプリへのチャージ:1回目のポイント還元
  2. スマホアプリで税金を納付する:2回目のポイント還元

といった手順でポイント還元を2回受けられてお得なんです。

スマホアプリ納付なら決済手数料もかからない

国税の場合、決済手数料はこのように決められています。

  • スマホアプリ納付で支払う場合決済手数料が無料
  • クレジットカード納付で支払う場合0.836%の決済手数料

例えば10万円の国税をポイント還元率1%のクレジットカードで支払った場合、決済手数料はこのようになります↓

  クレジットカード納付の場合 スマホアプリ納付の場合
支払った国税の金額 100,000円 100,000円
クレジットカードのポイント(1%還元) 1,000円相当 1,000円相当
決済手数料 836円 0円
合計 164円お得 1,000円お得

なので、決済手数料が無料になるスマホアプリ納付がおすすめなんです。

支払いに使えるスマホアプリは複数ありますが、au PAYかAmazon Payがおすすめです。

au PAYならポイントの二重取りができる

au PAYでは、200円(税込)利用毎に1Pontaポイントが貯まります(0.5%還元)。

さらにセゾンプラチナビジネスはセゾンマイルクラブというサービスに登録することで最大1.25%のポイント還元率を受けられます!

なのでau PAYを利用して国税を払う場合…

合計で最大1.75%の還元率で支払うことができます!

30万円分の国税を支払った場合、5,250円相当のポイントが貯まります。

クレジットカードからau PAYに30万円チャージ(1.25%還元) 3,750円相当のポイント還元(※)
au PAYで30万円の国税を支払う(0.5%還元) 1,500円相当のポイント還元

※1ポイント=5円相当のアイテムと交換した場合

他のコード決済サービスもお得ですが、条件が細かいので簡単に高いポイント還元を受けるならau PAYがおすすめです。

実際にスマホアプリ納付で法人税を支払ってみた時の手順

ただし、au PAYへのチャージでポイントが貯まるクレカは限られています。

本家アメックスやダイナースだと、ポイントが貯まらなかったり還元率が半減したりします↓

カード名 セゾンプラチナビジネス アメックスカード ダイナースカード
カード券面
au PAYへのチャージでポイントが貯まるか 通常通り貯まる 還元率が半減 ポイントは貯まらない
還元率 最大1.25% 0.5% 0%

※セゾンプラチナビジネスの最大1.25%還元はセゾンマイルクラブの登録要

なのでau PAYへのチャージでポイントが貯まるセゾンプラチナビジネスがおすすめなんです。

納付額が多いならAmazon Payの利用もアリ

私はAmazon Payで納税することが多いです。

Amazon PayではAmazonギフトカードを使って国税を支払えます。

手順としては、このような流れになります。

  1. クレジットカードでAmazonギフトカードを購入【重要】
  2. Amazonのアカウントにチャージ
  3. Amazon Payで使って国税を支払う

このAmazonギフトカードを購入する時にクレジットカードのポイント還元が受けられます。

ただしau PAYのように二重取りはできません。

なので還元率はセゾンプラチナビジネスの場合最大1.25%です。

※1ポイント=5円相当のアイテムと交換した場合

ですがAmazon Payは上限金額の設定が緩いので高額納税する時は便利なんですよー!

他のクレジットカードでも税金支払い時の還元率が悪化してる

アメックスカードだけでなく軒並み還元率が下がっています。

ラグジュアリーカード 2024年4月6日以降ポイントの付与条件が変更
・請求月に獲得ポイントの半分が付与
・残り半分は毎年4月6日~翌年4月5日の税金以外のカードショッピング利用合計金額が、税金の利用合計金額の3倍以上で6月に付与
楽天カード 500円利用につき1ポイント貯まる(0.2%還元)

総合的に比較すると、国税の支払いではセゾンプラチナビジネスがお得です。

税金の支払いもスマホアプリ納付のルートも生き残ってるので、私は今後もセゾンプラチナビジネスを使って納税する予定です。

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