海外の方も、日本のクレジットカードを作れます!
ほとんどのクレジットカードでは、日本人と同じように申し込みをすることができます!もちろん、『日本国籍ではないから、審査に通らない』ということはありません。
ただし、2つの条件があるので、まずはこれをチェックしてみましょう。
【1】日本に在住・長期滞在していること
“住所が日本国内にあること”と考えても良いでしょう。
留学、ビジネス、特別永住者の方などが当てはまりますね。
実はこの“滞在期間”は審査に通るうえでかなり重要なポイントで、滞在期間が短いと審査に通りにくくなってしまいます。
おおよその目安ですが、滞在期間が1年以上あれば、まず大丈夫。
2年以上の滞在期間があれば理想的です。
【2】在留カード、または特別永住者証明書のコピーを提出できること
カードの申込手続きの時、身分証明のために必要になります。
- 在留カード…日本に長期滞在する、外国籍の方の身分証明書
- 特別永住者許可証…日本に永住が認められた、外国籍の方の証明書
長期滞在、もしくは特別永住の方であれば問題なく日本でクレジットカードを申し込めます。
海外国籍で日本のクレカの審査に通るポイントは?
それでは、クレジットカードの審査に通るために、大切なポイントを見ていきます!
“重要なのは、国籍ではなく返済能力(信用力)”
つまり、きちんと約束通り支払いできる事が大切なのであり、国籍はあまり重要ではない…ということです。
信用力って何?日本人も間違えやすい日本語
“信用”という言葉は、普段、「信じること」「疑っていないこと」という意味で使われますよね。
『彼のことを信用している』、『○○社の製品は信用できる』などなど…。
クレジットカードの場合、“信用”という言葉は、“返済能力”という意味で使われます。
クレジットカード会社の人から「あなたの信用を確かめるので、審査を行います」と言われた場合、「返済能力=どのくらいの金額までならクレジットカードの支払いができそうか審査します」と言っているだけです。
ちなみにこの審査は、日本人でも普通に行われます。
どんなお金持ちでも、大企業の社長さんでも、クレジットカードを持つには審査が必要になります。
返済能力はどうやって判断されるの?
職業、年収、今までの他のカードの利用実績(クレジットヒストリー)などから、総合的に判断されます。
海外国籍の方で、日本のクレジットカードを作る場合、特に重要なポイントになるのが、“滞留期間”です。
『いつまで日本にいるのか』これが実は、非常に重要になってきます。
たとえば、15回の分割払いで、お買い物をしたとします。
滞留期間が1年=12か月しかないと、15回の分割払いが終わる前に、母国に帰国しなければいけませんね。
そうなると、「きちんと15回分、払ってもらえないのでは?」という疑問がうまれてしまいます。
こうした理由により、滞留期間が長いほうが、クレジットカードの審査に通りやすくなるんです。
審査に有利な3ポイント
滞留期間のほかにも、いくつか重要なポイントがあります。
【1】本人確認書類
海外国籍の方の本人確認書類は、特別永住者証明書、または在留カードがあれば十分。
ですが、それに加えて、社員証や学生証など、複数の身分証明書があると、それだけ審査が有利になります。
特に“住民票”は、公的に所在を証明できるので、かなり強力な身分証明書になります。
【2】住民登録をしていること
住民登録をしていると住民票が発行できます。
身元をしっかりと証明できる書類なので、審査の時に提出できると信頼感が大きくアップします。
「自分は日本人じゃないから、住民登録できないのでは?」という方も大丈夫。
実は2012年から、海外の方も住民登録ができるようになりました。
滞在している地域の市役所(または区役所)などに行って、窓口で相談してみましょう!
【3】収入を証明できる書類があること
職場からもらう「給与明細書」や、税金の年末調整につかう「源泉徴収票」、住民税などを支払うと発行される「課税証明書」などが、収入を証明できる書類になります。
こうした書類があると、『確かに安定した収入がある=返済能力がある』と公的に証明されるので、その分審査に通りやすくなります。
日本のクレカでジャパン・ライフをエンジョイしよう!
日本のクレジットカードを持っていると、日本での暮らしも、一段と便利に、楽しくなります!
クレジットカードがあれば、利用できるサービスも多くなります。
日本のコミュニティの中でも、さらに注目されるキッカケになるでしょう。
私の地元と馴染み深いクレジットカード「SEIBU PEINCE CLUB」カードなんかは、海外出身者向けにemiという海外在住者向けポイントカードを発行しています。
海外に戻ったときも話題にできるカード、1枚持ってても面白いですよね。
ちなみに日本人では作れないみたい(-д-)