クレジットカードの表と裏。
いろいろなマークや数字が並んでいますが、よくわからないという人も多いのでは?
ということで、カードの表面と裏面の表示の見方を詳しく説明します。
※クレジットカードによって、位置や内容が若干違います。
クレジットカード表面の見方
【1】クレジットカード名
クレジットカードの名前=提携会社の名前な場合がほとんど。
関連記事:いったいどこの会社が運営しているの?クレカの”提携会社”や “発行会社”や”国際ブランド”などの違い。
例えば、パルコカードだと…
PARCO(提携会社)+クレディセゾン(発行会社)+VISA/JCB/MasterCard/AMERICAN EXPRESS(国際ブランド)
という感じになっています。
【2】ICチップ
ICチップがついているクレジットカードは、偽造が難しく悪用されにくいので安全性が高いと言われています。
IC端末設置店では、サインの代わりに暗証番号を入力することで支払いが完了します。
もちろん、IC端末設置店以外では従来通りのサインでも利用できますのでご安心を。
ただし、暗証番号を入力する際は他人に見られないようにするなど、注意して管理するようにしましょう。
【3】会員番号
クレジットカード表面中央付近に刻印されている番号です。
ネット通販などを利用する時は入力しなければならないので、この部分は割愛しても良さそうです。
・16桁 ⇒ VISA、MasterCard、JCB
・15桁 ⇒ American Express
・14桁 ⇒ Diners Club
・1桁目が 3 ⇒ JCB、American Express、Diners Club
・1桁目が 4 ⇒ VISA
・1桁目が 5 ⇒ MasterCard
【4】有効期限
クレジットカードの有効期限は、券面の表側に「月2桁/西暦年下2桁」で表記されています。
「10/16」と書いてある場合は2016年10月末までとなります。
有効期限の長さはだいたい2年~5年ほど。
カードによって違うので、気になる人は確認しておきましょう!
有効期限が切れる前に新しいカードが送られてくるので、古いカードは破棄しましょう。
【5】契約者名
カード会員名がローマ字表記されています。
まれに間違っていることがあるので、カード到着の際は申込の際に記入したとおりに刻印されているか確かめておきましょう。
【6】国際ブランドのロゴ
提携している国際ブランドのロゴマークです。
国際ブランドには、VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubの5種類があります。
関連記事:いったいどこの会社が運営しているの?クレカの”提携会社”や “発行会社”や”国際ブランド”などの違い。
クレジットカード裏面の見方
【7】セキュリティコード
不正利用のリスク軽減のために設けられた3桁から4桁の番号で、クレジットカードの会員番号とは異なります。
ネット通販などオンライン決済の際に入力を求められることが多いので覚えておきましょう!
※セキュリティコードが付されていないクレジットカードもあります。
※カードによって記載してある部分が異なります。
クレジットカードの裏面のサインの右上にある3桁の数字です。
クレジットカードの表面の会員番号の右上にある、4桁の数字がセキュリティコードです。
クレジットカードの裏面のサインの右下にある3桁の数字です。
【8】署名欄(サイン)
クレジットカードが届いたら、必ず署名欄にサインをしましょう。
未記入のまま不正使用されると補償されないことがあるので注意しなければいけません。
また、店舗利用の際は署名欄に記入したサインと同じものを伝票に記入する必要があります。
漢字・ひらがな・英字など好きな書体で大丈夫!!
さらには文字ではなく、記号や顔文字でも可能だったり…
しかし、禁止されてはいませんが、カード会社によっては指導される場合もあるので気をつけましょう。
【9】磁気ストライプ
磁気ストライプは会員番号や有効期限など重要情報が記録される大事な部分です。
クレジットカードを利用する際には、ここをカードリーダに通してカード情報を読み込ませるため、損傷させたり強い磁気を帯びたものを近付けると、使用できなくなるおそれがあります。
【10】海外で利用可能なATM
海外のATMに添付されたステッカーと、マークが同じなら海外でのキャッシングがほぼ可能です。
【11】カード発行会社名
クレジットカード発行元の会社名、住所、電話番号などが表記されています。
使っているクレジットカードのことで困ったことがあれば、裏面に書かれている電話番号にかければ、サポートセンターに繋がります。