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アメックス会員限定「京都 清水寺の夜間特別拝観」
アメリカン・エキスプレス・カード会員限定イベント「世界遺産 清水寺の夜間特別拝観」が2016年11月5日(土)に、京都・清水寺で行われました!
こちらはどんなイベントかというと、ふだん観光客で混雑を極める昼の清水寺を避けて、夜ゆっくりとライトアップされた清水寺を楽しむというものです。
さらに「清水寺夜間特別拝観」には2つのプランがあります。
- 法話・落語+拝観プラン
- 拝観のみプラン
私は①のプランに運良く参加できたので、レポートと各プランについてご紹介します。
マンガで知りたい方はこちら!
2017年の清水寺イベントはこちら
【プラン1】法話・落語+拝観プラン
清水寺の貫主(かんす=最高僧職で一番えらい人)、森 清範(せいはん)様のご法話と、落語家の桂米團治(かつら よねだんじ)さんによる落語が聞けるプラン。
こちら、なんと≪先着で100名様限定≫かつ、≪ポイントでの応募のみ≫とってもプレミアムな内容です!
募集人数:抽選で100名様
参加ポイント:1名様につき6,000ポイント
※カード会員1名様につきご同伴者3名様(合計:4名様)まで参加可能
たった100人しか参加できない上に、ポイントが貯まってないと応募もできません…ですが当日参加してみると…用意された席は全て埋まっていたので倍率の高さが伺えますね(;’o’)
室内は携帯電話や撮影など一切禁止だったので、雰囲気をお伝えすることができないのが残念ですが、1つだけ言うとすれば「かなり心地の良い時間」でした。
森 清範(せいはん)様によるご法話
実は私…正直に言うと法話や落語って面白くないんだろうなっていうイメージがあったんです。すいません…
例えるなら学生時代の朝会で聞かされてた校長先生の話みたいな。そんな風に勝手に思ってました、参加するまでは。
ですが実際、貫主さまの法話が始まって聞いてみるとこれがまた本当に面白くて。
文章で説明するのが難しいので断片的になってしまいますが、小難しい話は一切なく最近おこった出来事や仏教の教えなどをわかりやすくお話してくれました。
長い人生における大事なことや哲学について気付かされる・考えさせられるし上手くまとまってて、ただただ「スゴいな…」と思うばかりでした。
あと関西弁(京のことば)にも相乗効果があったでしょうねw
途中、「あの世」があるかどうかについてのお話があったのですが、そのときに貫主さまが「昨日と今日と明日があって、明日はあるのかわからないけど絶対にあるのと同じように”あの世”もあるかどうかわからないけど、あるんじゃないかな。私があの世に言ったら、連絡しますわ」というようなことを言っていたのが、とても印象的でした。
ちなみに森 清範(せいはん)様は、毎年「今年の漢字」を書いているとても有名な方です!
桂米團治さんによる清水寺を舞台とした落語「景清(かげきよ)」
落語家の桂米團治(かつら よねだんじ)さんは、とても楽しいお方で、お話がとても上手です!
普通の世間話から始まって全く気が付かないうちに物語に入っていました。
また、感情表現の巧さや扇子1本で様々な情景の表現をしてしまうテクニックに見入ってしまいました。
「景清(かげきよ)」のあらすじ↓
その昔、京都で三本の指に入ると評判の彫金職人の定次郎が失明した。外では明るく振舞っているが実際は絶望の底にいた定次郎に、近所の旦那・甚兵衛は神仏におすがりすることを勧めた。信心した定次郎は清水寺に毎日お参りに行って…
景清(落語)- Wikipedia
ネタバレをすると、定次郎は最終的に目が見えるようになるのですが、その時の感情の高揚感は見ているこちらも心が揺さぶられて涙が出そうになりました。
時間で言うと17時半~ご法話で18時頃から落語~18時40分頃に終わりました。
アメックスのイベントで参加しなかったら一生体験することの無かったステキな思い出ができたので、今日のことを忘れないように筆をとりました。
この後に夜の清水寺を見ますが拝観プランを兼ねて書いていきます。
【プラン2】拝観のみプラン
拝観のみのプランでも抽選ですが、3,240円(税込)で参加できます。
募集人数:抽選で400名様
参加費 :1名様につき3,240円(税込)
※カード会員1名様につきご同伴者3名様(合計:4名様)までご参加いただけます。
夜間拝観では、昼間とは全く違う夜の本堂へ足を踏み入れることができます!
また、通常は非公開である重要文化財の「西門」も拝観することができます。
西門から見る京都の夜景が見れるのはAMEXのイベントならでは。
幻想的にライトアップされた貸切の清水寺。
美しく浮かび上がる門。
今日のAMEXロゴは一段と輝いて見えます。
本堂から張り出した清水の舞台からは、ライトアップされた木々や清水寺の風景や京都の街並みが一望できます。
撮影スポット
撮影スポットではAMEXスタッフが提灯を用意して待っています!「撮影のチャンスですよ」と教えてくれるのであらかじめ名所を調べていく必要もありません。
人の少ない不思議な清水寺を体験
日中の奥の院前では1m進むのに1分かかるほど大人気。
そんな大混雑、満員電車のようなの中で撮影したのがこちらの写真。
夜の清水寺と比較すると全く雰囲気が違うことが分かります。
クレコレスタッフの夜間撮影うまくないため…実際はもっと綺麗です。
日中の大混雑を知っていると、異世界にでも紛れ込んでしまったのかなと思うくらい不思議な感じになります。それくらい誰もいません。
アメックスのイベントならでは
京都フィルハーモニー室内合奏団による弦楽四重奏
3部に分けて生演奏を聞くことができます。
12曲あり、演目は
- ニューヨーク・ニューヨーク(Theme from “New York, New York”)
- ムーンライト・セレナーデ(Monnlight Serenade)
- イパネマの娘(Garota de Ipanema)
- G線上のアリア(Arie auf G)
- フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(Fly Me to theMoon)
- リベルタンゴ(Libertango)
- 星に願いを(When You Wish upon a Star)
- 情熱大陸
- タイム・トゥ・セイ・グッドバイ(Time To Say Goodbye)
- 月の光(Clair de Lune)
- アメイジング・グレイス(Amazing Grace)
- ライムライト(Limelight / Terry’s theme)
でした。18時50分~20時40分まで演奏してるのでさすがに全部は聴けませんでしたが、生演奏はやっぱり凄かったです。
弦楽器なのでお寺の雰囲気とマッチングしているし、素敵な時間でした。
茶店で小休止
イベント参加でもらえる御茶券で、温かいぜんざいをいただきました!
入り口ではアメックスの提灯を持った舞妓さんがお出迎え。趣があるというより、雅な感じです。
ぜんざいのボリュームは結構なもので、下手したら晩御飯が入らなくなるレベル。
ご利用は計画的に。
音羽山 清水寺Instagram「feel_kiyomizudera」
清水寺ではインスタグラムで美しい写真を発信しています。
また、11月16日からは写真展「INSIGHT」も開催されるそうです。
詳細は→http://feel.kiyomizudera.or.jp/insight/
プロのカメラマンが撮ると全然違いますね。
こういう素敵な和の写真を見ると、日本に生まれてよかったなあと思います。
安全のためアメックスのスタッフが
たくさん配置されていました
夜間で足元が暗いため何かあっても安心です。AMEXの気遣いです。
京都イベントのまとめ
京都といえば清水寺ですが、日中に行くと人が多くて観光どころじゃなかったので、今回イベントのおかげで人がいない中ゆっくりと清水寺を見れたのはかなり良かったと思います。
もう1つ個人的な感想を言うと、”法話・落語・拝観”…なんだか堅苦しい漢字が並んでいるとあんまりテンションが上がらないじゃないかなと感じました。
事実、私自身もお葬式などを連想して印象はよくなかったです。
だからこそ、実際に体験してみると「え!こんなに良いものなんだ。知らなかった」っていうのを知ることができて楽しめたのかもしれないですが。
ただし①のプランはポイントで応募しなければならないので、ある程度ポイントを保持していることが前提なんですね。
なんで、こういったスペジャルなイベントに定期的に参加するために、ポイントは残しておくのが良いと思うんです。お金じゃ買えないじゃないですか、こういうのは。
先着と抽選なので中々行くのは難しいかもしれませんが、特別な体験をできるのはこのようなイベントはとても素晴らしいと思うので是非毎年開催して欲しいですね。
レポートを通して、見ている方に面白さが伝われば幸いです。