ANAダイナースカードからANA Payチャージでポイントがもらえるサービスは本当にお得?

多くのクレジットカードでは、ANA Payへのチャージはポイント付与の対象外です。

ですが、2026年4月1日からダイナースクラブカードが発行するANA提携カードのみポイント付与の対象になります!

ANA Payにチャージして支払うことで、ANAダイナースカードは1.6%還元、ANAダイナース プレミアムカードは2.1%還元になります。

この改良がどれくらいお得なのか、au PAYへのチャージで1.7%還元になるapollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードとも比較して解説します!

公式のプレスリリースはこちら

クレコレ株式会社
執筆者
クレコレ株式会社
クレカLOVE女子!所有クレカは50枚以上!メインカードはセゾンプラチナビジネス。1.25%還元でポイントとマイルを貯めてます。Youtubeで動画でも解説中。

改良によって貯まるポイントとマイルの解説

ANAダイナースカードの場合

加算式 還元率
ANA Payへのチャージで200円につき1ポイント(1ANAマイル相当)が貯まる 0.5%還元
ANA Payへのチャージで1,000円につき6ANAマイルが貯まる 0.6%還元
ANA Payでのお買い物で200円につき1ANAマイルが貯まる 0.5%還元

カード利用1,000円あたり16ANAマイル相当を獲得できるので合計1.6%還元になります。

ANAダイナース プレミアムカードの場合

加算式 還元率
ANA Payへのチャージで200円につき1ポイント(1ANAマイル相当)が貯まる 0.5%還元
ANA Payへのチャージで1,000円につき11ANAマイルが貯まる 1.1%還元
ANA Payでのお買い物で200円につき1ANAマイルが貯まる 0.5%還元

カード利用1,000円あたり21ANAマイル相当を獲得できるので合計2.1%還元になります。

対象のカード

上記カードの家族カード、ビジネス・アカウントカード、メタルカードも対象です。

いつからポイントが付与されるか

2026年4月1日から。

ANA Payを使うメリット

ANAダイナースクラブでは200円利用につき1ポイントが貯まりますが、会計ごとに100円未満の端数は切り捨てされるデメリットがあります。

しかし、ANA Payへのチャージなら1,000円から1円単位で好きな金額でチャージできます。

端数が出ない金額でチャージすれば切り捨てのデメリットを回避できます。

見落としがちなデメリット

ANAダイナースカードの券面を使う機会が少なくなる

ダイナースクラブカード自体、ステータス性の高いカードとして有名です。

ANAとの提携カードであるANAダイナースカードももちろん見る人が見たら分かるクレジットカードです。

特にANAダイナースプレミアムカードのメタルカードは財布に入れているだけで気分が上がりますし、できればカードを出して使いたいですよね。

ロゴが彫り込まれている

↑こんなにカッコイイんです…!!

ANA Payにチャージすると、券面を出すチャンスがなくなるのでもったいないです。

ANA Payにはチャージ上限がある

  • 1回:1,000円~10万円
  • 1日:上限10万円
  • 1ヵ月:上限30万円

つまり、最大で毎月30万円、1年間で360万円しかチャージできません。(※本人確認を済ませた場合)

年間360万円の利用で貯まるマイルと年会費を比べると…

カード券面 ANAダイナースカード ANAダイナースプレミアムカード
カード名称 ANAダイナースカード ANAダイナースプレミアムカード
年会費 33,000円(税込)※ 198,000円(税込)※
100万円利用時に貯まるマイルと年会費の差額 16,000ANAマイル-年会費33,000(税込)=17,000円の損 21,000ANAマイル-年会費198,000円(税込)=177,000円の損
200万円利用時に貯まるマイルと年会費の差額 32,000ANAマイル-年会費33,000円(税込)=1,000円の損 42,000ANAマイル-年会費198,000円(税込)=156,000円の損
300万円利用時に貯まるマイルと年会費の差額 48,000ANAマイル-年会費33,000円(税込)=15,000円のお得 63,000ANAマイル-年会費198,000円(税込)=135,000円の損
360万円利用時に貯まるマイルと年会費の差額 57,600ANAマイル-年会費33,000円(税込)=24,600円のお得 75,600ANAマイル-年会費198,000円(税込)=122,400円の損
  • ※2026年3月からの年会費です。
  • ※差額は1マイル=1円相当で試算。

私のブログの読者のみなさんであれば、貯まるマイルと年会費の差額が気になりますよね。

年会費分の還元を受けてプラスマイナス0だと、ANAダイナースカードを使う意味がないので少なくとも数万円以上のプラスは欲しいですよね。

なので、ANA Payへのチャージ以外でもANAダイナースカードをたくさん利用しないと年会費の払い損になります。

ダイナースクラブカードはポイント還元率が下がる支払いが多い

0%還元の支払い
  1. Edyチャージ
  2. JR東日本モバイルSuica、モバイルPASMOチャージ、モバイルPASMO定期券、JAL Pay、au PAY残高チャージ、WebMoneyプリペイドカードチャージ、Kyashチャージ
  3. キャッシングサービス、ローン、年会費、各種オプショナルサービスの参加料
還元率が半減する支払い
  1. 公共料金の支払い
  2. 税金の支払い
  3. NHK受信料
  4. カーディーラーにおける車両購入代金
  5. ETC利用料金
  6. 電話・携帯通話料
  7. BIPS(請求書支払い代行サービス)による売上
  8. M&A仲介手数料
  9. 国民年金保険料
  10. 病院
  11. 保険料
  12. 有料放送サービスおよびそれら加盟店のご利用
  13. ボート購入代金・オーナー向けマリーナ利用料(保管料等)
  14. EVERINGへのチャージ
  15. 医療用商材
  16. 有料道路通行料金
  17. プロバイダー等通信料
  18. 一部の事業用仕入れ など

特に電子マネーチャージに弱く、今回の改良でポイント付与されるANA Pay以外の電子マネーへのチャージはほぼ0%還元になります。

高額になりがちな支払いばかり還元率が下がるので、これらの支払いでは年会費の元を取るのが難しいです。

au PAYで最大1.7%還元になるapollostation THE PLATINUMとの比較

カード券面

apollostation THE PLATINUMはポイント還元率1.2%と業界でも高水準の還元率を誇ります。

au PAYへのチャージでも還元率が下がらないので、「au PAYにチャージした時」と「決済する時」の2回ポイントが貯まるのでポイントの二重取りができます。

au PAYでポイントの二重取り

合計の還元率は最大1.7%還元です。

年会費22,000円(税込)とプラチナカードの中でも格安の価格設定で、年間300万円利用すると翌年の年会費が無料になる破格の設計。

利用金額に応じてもらえるポイントと年会費の差を見てみましょう。

券面 apollostation THE PLATINUM ANAダイナースカード ANAダイナースプレミアムカード
カード名 apollostation THE PLATINUM ANAダイナースカード ANAダイナースプレミアムカード
年会費 22,000円(税込) 33,000円(税込)※ 198,000円(税込)※
年会費の免除 年間300万円利用で翌年の年会費無料 なし なし
カードの還元率 1.2%還元 0.5%還元のANAマイル 0.5%還元のANAマイル
2重取りのポイント追加 au PAY利用時
+0.5%還元
ANA Pay利用時
+1.1%還元のANAマイル
ANA Pay利用時
+1.6%還元のANAマイル
100万円利用 17,000ポイント-年会費22,000円(税込)=5,000円の損 16,000ANAマイル-年会費33,000(税込)=17,000円の損 21,000ANAマイル-年会費198,000(税込)=177,000円の損
200万円利用 34,000ポイント-年会費22,000円(税込)=12,000円のお得 32,000ANAマイル-年会費33,000(税込)=1,000円の損 42,000ANAマイル-年会費198,000(税込)=156,000円の損
300万円利用 51,000ポイント-年会費免除で0円=51,000円のお得 48,000ANAマイル-年会費33,000(税込)=15,000円のお得 63,000ANAマイル-年会費198,000(税込)=135,000円の損
360万円利用 61,200ポイント-年会費免除で0円=61,200円のお得 57,600ANAマイル-年会費33,000(税込)=24,600円のお得 75,600ANAマイル-年会費198,000(税込)=122,400円の損
  • ※2026年3月からの年会費です。
  • ※差額は1マイル=1円相当で試算。

年会費の免除が強力です。

しかも、ANAダイナースカードでは会計ごとに100円未満の数字が切り捨てされますが、apollostation THE PLATINUMは毎月の利用金額の合計に対して計算されます。

月に1回しか切り捨てが発生しないので、端数をあまり気にしなくていいのも魅力です。

ANAダイナースカードでポイント還元率が下がる下記の支払いでも、apollostation THE PLATINUMではポイント還元率が下がらないので年会費の元が取りやすいです。

  • 税金の支払い
  • 公共料金の支払い
  • モバイルSuica、モバイルICOCA、モバイルPASMOへのチャージ
  • au PAYへのチャージ
  • 定期券の購入

貯めたポイントは請求額から直接マイナスできるほか、1,000ポイント=1,000Pontaポイントに交換できますよ

ANA Payに特にこだわりがないなら、au PAYで1.7%還元が受けられるapollostation THE PLATINUMを検討してみてはいかがでしょうか。

\公式サイトはこちら/

TOP