料金で損をしないための注意点
月額無料プランは必ずしもお得ではない
使い方次第で良くも悪くも言えるプランです。
毎月の会費が無料になる代わりに、有料会員で標準装備される割引などの特典が受けられなくなります。
ベーシックプランとの利用料金を比較してみるとこのような形です。
それぞれ車種クラス・ベーシックの利用料金です。
月会費無料プラン | ベーシックプラン | |
10分 | 180円 | 150円 |
6時間パック | 5,280円 | 4,280円 |
12時間パック | 6,900円 | 5,700円 |
24時間パック | 8,900円 | 7,300円 |
夜間パック | 3,800円 | 3,200円 |
距離料金 | 20円/km | 18円/km |
ベーシックプランには月会費980円分の割引もありますので、毎月コンスタントにカレコを利用するのならベーシックプランの方がお得。
月会費無料プランは数ヵ月に1回くらいの利用頻度の方に向いてますね。
年間契約の落とし穴
年間契約は月額料金を大幅に安くできる割引制度の1つ。
カレコの有料プランは月会費980円がかかりますが、年間契約割引を適用した場合は1年で4,890円。
年間で6,960円も割引されるので一見お得に見えます。
ですが年間契約割引の場合、有料プランの月額980円分の割引が適用されなくなるデメリットがあるので、頻繁に利用する人にはあまりメリットがない制度。
6時間以上の利用で距離料金が加算
カレコでは以下の条件で距離料金が発生します。
3つめのパターンに要注意ですね……。
距離料金が掛からない6時間でギリギリ予約しておきたいですが、もし当日他の予約が入ってしまうと延長できなくなるので悩ましいところです。
時間内に返却できない場合、ペナルティとして通常の2倍の料金が掛かります。
利用する前のチェックポイント
ステーション数が偏っている
カレコは、カーシェア業界で三本の指に入る企業ですが、ステーションの展開は都内近郊が多い状態。
必然的に都心以外に住んでる人にはあまり利便性の高さを感じられないサービスなっています。
現在もステーションはどんどん増えているので今後の展開に期待ですね。
車の設備が不十分
設備に関してはやや不十分な面があります。
特にチャイルドシートの貸出サービスは2021年7月に終了してしまいました…。
清掃が行き届いていないケースあり
利用都度に清掃が入るわけではないので、車内環境は会員のモラルや良識に頼っているのが現状。
気になる方は、除菌ペーパーなどの持参がおすすめです。
プラン変更には期間条件あり
例えばベーシックプランで入会したけど思ったより使わなかったから月会費無料プランに変更したい、という時などにはプラン変更を行うことができます。
一方で、それ以外のプラン変更では所定の変更届出書を用いた郵送での手続きが必要になります。
サポートセンターに連絡もしくは会員ページよりダウンロードした変更届出書を、郵送する必要があるのでかなり手間……。
プラン変更には期間条件がある
プラン変更には期間条件があり、月会費無料プランに変更するにはベーシックプランまたは平日プランを1年以上加入しているしていなければいけません。
ただし初めて月会費無料プランへ変更する場合は期間条件はありません。
退会は毎月20日までにしないと損
カレコの退会は会員メニューから行うことができます。
退会申請時に退会希望月を選択できるようになり、選択した月の末日付けでの退会になります。
なので今月退会したい!と思ったら20日までに退会申請をしないとひと月分月会費を無駄にしてしまうことになります。
退会後1年は再入会できない
カレコでは一度退会するとその後1年間は再入会できないというデメリットがあります。
他のカーシェアサービスでは再入会の制限はないので少し面倒ではありますね。