2024年4月6日(土)以降、税金の支払いでポイント還元を受けるには条件がつきます。
詳しい改悪の解説と、最大1.25%で納税する裏技を紹介します。
改悪の内容
→税金決済時のポイント進呈方法変更と新サービス追加に関するお知らせ|公式サイト
改悪は2段階に分かれています。
2023年11月6日(月)以降
今まで | 2023年11月6日(日)以降 |
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すべてのポイントがカード利用月の翌月までに付与 | ・半分はカード利用月の翌月までに付与 ・残り半分は集計期間後(翌年6月)に付与 |
集計期間は毎年4月6日から翌年4月5日。
例えば2023年11月6日から2024年4月5日に利用した分は、
- 半分は利用月の翌月までにもらえる
- 残り半分は2024年6月にもらえる
という形になります。
付与される時期が変わるだけで今まで通り満額のポイントがもらえます。
なので、2024年4月5日までは今まで通りラグジュアリーカードで納税して大丈夫です◎
2024年4月6日(土)以降
付与条件はこちら↓
- 集計期間中(毎年4月6日から翌年4月5日)の税金以外のショッピング等の利用合計金額が税金の利用合計金額の3倍以上となること
例えば500万円の法人税を払った場合、ショッピングなどで1,500万円利用しないと残り半分のポイントがもらえません。
つまり還元率はこうなります。
カードの種類 | ポイント還元率 |
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ラグジュアリーカードブラックダイヤモンド | 1% |
ラグジュアリーカードゴールド | 0.75% |
ラグジュアリーカードブラック | 0.625% |
ラグジュアリーカードチタン | 0.5% |
付与条件も厳しいので納税額が高額な人ほど税金の支払いでラグジュアリーカードを使うのはおすすめしません。
実は他社クレジットカードでも税金支払い時の還元率が悪化している
アメックスカード | 2024年1月1日以降300万円以上の国税の支払いは0%還元になる |
楽天カード | 500円利用につき1ポイント貯まる(0.2%還元) |
ラグジュアリーカードだけの改悪ではなく、クレジットカード全体で改悪が進んでいるといった印象です。
じゃあ税金の支払いはどのクレジットカードがおすすめ?
総合的に比較すると最大1.75%還元で納税できるセゾンプラチナビジネスがお得です。
私は今後もセゾンプラチナビジネスを使って納税する予定です。
※1永久不滅ポイントを最大5円相当のアイテムと交換した場合
税金のスマホアプリ納付は、任意のPay払いで税金が払えるサービスのこと。
スマホアプリ納付なら決済手数料もかからない
例えば国税の場合、決済手数料はこのように決められています。
10万円の国税をポイント還元率1%のクレジットカードで支払った場合はこんな感じで決済手数料がかかりますよ↓
クレジットカード納付の場合 | スマホアプリ納付の場合 | |
支払った国税の金額 | 100,000円 | 100,000円 |
クレジットカードのポイント(1%還元) | 1,000円相当 | 1,000円相当 |
決済手数料 | 836円 | 0円 |
合計 | 164円お得 | 1,000円お得 |
なので、決済手数料が無料になるスマホアプリ納付がおすすめなんです。
Amazon Payの利用もおすすめ
支払いに使えるスマホアプリは複数ありますが、私はAmazon Payで納税することが多いです。
Amazon PayではAmazonギフトカードを使って国税を支払えます。
手順としては、このような流れになります。
- クレジットカードでAmazonギフトカードを購入【重要】
- Amazonのアカウントにチャージ
- Amazon Payで使って国税を支払う
このAmazonギフトカードを購入する時にクレジットカードのポイント還元が受けられます。
なので還元率はセゾンプラチナビジネスの場合最大1.25%です。
Amazon Payは上限金額の設定が緩いので高額納税する時は便利なんですよー!