エポスプラチナカードとゴールドカードが改悪で還元率が下がります。おすすめの乗り換え先を紹介

2025年2月3日にエポスカードの改悪が発表されました。

エポスカードを使っていた方は、改悪が適用される2025年4月1日以降の支払い方法を考え直す必要があります。

改悪の詳しい内容とおすすめの乗り換え先のカードを紹介します。

クレコレ株式会社
執筆者
クレコレ株式会社
クレカLOVE女子!所有クレカは50枚以上!メインカードはセゾンプラチナビジネス。1.25%還元でポイントとマイルを貯めてます。Youtubeで動画でも解説中。

改悪の内容

  • 選べるポイントアップショップのボーナスポイントが減少
  • カード利用200円(税込)につき2ボーナスポイント1ボーナスポイント

プラチナ・ゴールドカードの特典改定について|公式サイト

選べるポイントアップショップというのは、対象ショップの中からいつも使うショップを登録するともらえるポイントが3倍になるサービスです。

300以上ある対象ショップの中から3つまで選べます。

特におすすめなショップがこちら↓

  1. 電気料金や水道料金など公共料金
  2. スーパーや薬局などの日用品
  3. 車のガソリン代
  4. 保険などの固定費

ですが今回の改悪によって、もらえるポイントが3倍から2倍に減ります。

ポイントの種類 カード利用200円(税込)につき
改定前 改定後
通常ポイント 1ポイント 1ポイント
ボーナスポイント 2ポイント 1ポイント
合計ポイント 3ポイント 2ポイント

還元率が最大1.5%→1.0%に下がる大改悪です。

エポスカードの目玉特典だっただけに、この改悪には悲鳴が上がっていますね。

エポスプラチナカード限定で一部改良点もある

  • 年間利用額が100万未満のプラチナ会員もボーナスポイントがもらえるようになる

エポスプラチナカードには元々、年間の利用金額に応じてボーナスポイントがもらえる特典があります。

以前は年間100万円以上利用しないとポイントがもらえなかったのですが、改定後は年間利用金額が100万円以下でもポイントがもらえるようになります。

年間利用金額 改定前 改定後
50万円未満 なし 利用額の0.3%分のポイント
50万円以上100万円未満 なし 3,000ポイント
100万円以上200万円未満 20,000ポイント
200万円以上300万円未満 30,000ポイント
300万円以上500万円未満 40,000ポイント
500万円以上700万円未満 50,000ポイント
700万円以上900万円未満 60,000ポイント
900万円以上1,100万円未満 70,000ポイント
1,100万円以上1,300万円未満 80,000ポイント
1,300万円以上1,500万円未満 90,000ポイント
1,500万円以上 100,000ポイント

とはいってもその量は雀の涙。

エポスプラチナカードの年会費は30,000円(税込)※なので、3,000ポイントをもらったところで大きなメリットとは言えません。

※年間100万円以上利用で翌年以降の年会費が20,000円(税込)になる。

そもそもエポスプラチナカード自体、年間100万円以上使うことが前提のカードなので改悪分を補うほどの改定ではありません。

エポスプラチナカードとエポスゴールドは使い続けてもいい?

  • 改悪が適用される2025年4月1日以降は別のカードに乗り換えるのがおすすめ

ただ、エポスプラチナカードやエポスゴールドカードの性能とほぼ同じカードは少ないので、目的に応じて複数枚のカードを使い分けるといいですよ。

おすすめの乗り換え先は?

公共料金の支払い用に使っていた方は

リクルートカードは、年会費無料のクレジットカードながら還元率1.2%を誇る優秀なカードです。

特に、公共料金や携帯電話料金の支払いでも還元率が下がらないのが特徴です。

ただしポイント還元率が高い分デメリットもあるので、持つなら公共料金の支払いだけするサブカードに留めるのがおすすめ。

リクルートカードのデメリット
  • ポイントの有効期限が1年と短い
  • ETCカードの発行に1,100円(税込)の手数料がかかる
  • ゴールドカード、プラチナカードなど上位カードがない

コンビニやスーパー、薬局での支払い用に使っていた方は

セゾンパール・アメックス・カードがおすすめです。

初年度年会費無料年1回の支払いで翌年の年会費が無料になるので、年会費実質無料で持てます。

  • セゾンパール・アメックス・カードには、スマホ決済のQUICPayでポイントが4倍になる独自特典が付いています

ポイント還元率は2%※と、エポスカードの選べるポイントアップショップを上回ります。

※1永久不滅ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合

QUICPayは全国287万ヵ所の場所で利用できるので、いつも使っているコンビニやスーパーでも使えるところが多いですよ。

年間上限はあるが上限を2倍にする裏技もある

  • セゾンパール・アメックス・カードのQUICPayでポイント4倍は年間の利用合計金額が30万円を超えた引落月まで

※年間の利用合計金額は12月~翌年11月の期間で集計されます

つまり、毎月4万円分をQUICPayで払うと、8ヵ月目の利用金額(32万円)までが2%還元。

9ヵ月目からは2%還元を受けられなくなります。

次の10月11日に2%還元の対象の利用金額がリセットされて0円からスタートします。

正直メインカードで決済するとなら年間30万円までだと少ないですよね…。

ですが実はこの上限を増やす方法があります!

セゾンパール・アメックス・カードとセゾンパールデジタル

その方法が…
  • セゾンパール・アメックス・カードとセゾンパール・アメックス・カードデジタルを両方持つこと

これで年間30万円までの上限を2倍にできます。

実はQUICPay2%還元の年間30万円の利用上限はそれぞれのカードについているんです↓

  QUICPay2%還元の利用上限
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
通常カードのセゾンパール・アメックス・カード
年間30万円まで
セゾンパールAMEXデジタルのカード券面
ナンバーレスカードのセゾンパール・アメックス・カード
年間30万円まで

なので、合計で年間60万円利用まで2%還元になるわけです。

実際にカードデスクに確認したので間違いありません↓

セゾンパール・アメックス・カードのQUICPay2%還元はカード毎に上限が決まる

60万円も枠があればメイン決済用に使っても優秀です。

すでにナンバーレスカードを持っていても通常カードのセゾンパール・アメックス・カードをに申し込みできます◎

逆もしかり。

例えばよくコンビニを使う人なら…

  1. 通常カード→コンビニ用
  2. ナンバーレスカード→その他のQUICPay払い用

こんな風に使い分けるのがおすすめです!

こうすれば、毎月の支払額を確認するだけで、コンビニを使い過ぎてないかチェックできます!

エポスゴールドカードの旅行特典を使っていた方は

リクルートカードやセゾンパール・アメックス・カードと併せて…

セゾンローズゴールド・アメックス・カードを持つのがおすすめです!

初年度年会費無料年1回の支払いで翌年の年会費が無料になるので、年会費実質無料で持てます。

通常のセゾンカードの1.5倍ポイントが貯まるので、店舗を選ばずいろんなお店で使えるのが特徴です。

また、エポスゴールドカードと比べて旅行特典が強力なのがポイントです。

カード セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンローズゴールド・アメックス・カード
エポスゴールドカード
国際ブランド Ameican Express VISA
年会費 11,000円(税込)/初年度年会費無料 5,000円(税込)
年会費を無料にする方法 年1回の利用で翌年以降の年会費が無料 年間50万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料
家族カード 発行できる 発行できない
ポイント還元率 0.75% 0.5%
※選べるポイントアップショップで最大1.5%
※2025年4月1日以降は最大1.0%)
ポイントの有効期限 有効期限なし 有効期限なし
国内空港ラウンジ 年2回まで利用できる 利用できる
海外空港ラウンジ プライオリティパス(プレステージ)に優遇年会費11,000円(税込)で登録できる 利用できない
国内旅行傷害保険 最高5,000万円 なし
海外旅行傷害保険 最高5,000万円 最高5,000万円
申し込み条件 18歳以上なら学生も申し込みできる 年齢に関わらず学生は申し込み不可

QUICPay支払い用にセゾンパール・アメックス・カードを、それ以外の支払い用にセゾンローズゴールド・アメックス・カードを、というように使い分けるのがおすすめです。

今なら当サイト限定で最大14,000円キャッシュバックされる入会キャンペーン開催中

年間1円でも使えば年会費は無料になりますし、持ってて損することはないので悩んでいる方は今すぐ作っちゃいましょう!

このキャンペーンはいつ終了するか分かりません。

キャンペーンが終わる前に申し込まなきゃもったいない!いそげー!

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エポスプラチナカードのコンシェルジュやレストラン優待を使っていた方は

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードがおすすめです。

年会費22,000円(税込)がかかりますが、初年度は年会費無料で持てます。

セゾンマイルクラブに登録すれば還元率が最大1.25%になるので、エポスプラチナカードの選べるポイントアップショップよりも高還元率になります。

カード セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナビジネス・アメックス・カード
エポスプラチナカードエポスプラチナカード
国際ブランド Ameican Express VISA
年会費 22,000円(税込)/初年度年会費無料 30,000円(税込)
年会費を無料にする方法 年1回の利用で翌年以降の年会費が無料 年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料
追加カード 発行できる 発行できない
ポイント還元率 最大1.25%
※要セゾンマイルクラブ登録
0.5%
※選べるポイントアップショップで最大1.5%
※2025年4月1日以降は最大1.0%)
ポイントの有効期限 有効期限なし 有効期限なし
国内空港ラウンジ 利用できる 利用できる
海外空港ラウンジ プライオリティパス(プレステージ)に無料で登録できる プライオリティパス(プレステージ)に無料で登録できる
国内旅行傷害保険 最高5,000万円 最高1億円
海外旅行傷害保険 最高1億円 最高1億円
レストラン優待 対象のレストランの所定のコースを2名以上で予約すると1名分無料 対象のレストランの所定のコースを2名以上で予約すると1名分無料
コンシェルジュ セゾンプレミアムコンシェルジュ VISAプラチナコンシェルジュセンター

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードもプライオリティパスやレストラン優待、コンシェルジュが使えます。

特に、最近はクレジットカード付帯のプライオリティパスにどんどん利用制限が付いていますがエポスプラチナカードとセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードのプライオリティパスは利用制限がありません。

回数の制限もないですしレストランの割引優待も受けられるので、乗り換え先としてかなりオススメ。

また、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードは限度額の増枠を申請することができるのも魅力です。

実際に利用限度額が増枠した時のレポートがこちら

エポスプラチナカードは限度額を上げる申請ができないので、年間利用金額が大きい人にとっては使いにくいのがデメリットでした。

枠が少なくて困っていた方には、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードがおすすめですよ。

※利用限度額は必ず増枠されるわけではありません。

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