法人カードを選ぶ際、使い方次第で経費削減に貢献する「ポイント還元率」を重視するのは賢い選択です!
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経費や法人税、所得税、光熱費をカード払いにまとめるとかなりの還元が受けられる
ビジネスでカードを使う場合、プライベート利用と違ってすごい金額を使いますよね!もしも、その金額に対してポイントが貯まったとしたら?
利用金額に対する掛け算で貯まるポイントの量が決まるので、ポイント倍率が0.1%でも大きいカードをおすすめします。
0.1%すら気にするの?と何となくケチくさく見えてしまいますが、小さい数字の差が大きな差になってくるんですよ。
例えば、
200万円カードを利用した場合 | |
---|---|
還元率 | 貯まるポイント |
1%還元 | 20,000円相当のポイント |
1.25%還元 | 25,000円相当のポイント |
1,000万円の利用になったとしたら?
1,000万円カードを利用した場合 | |
---|---|
還元率 | 貯まるポイント |
1%還元 | 100,000円相当のポイント |
1.25%還元 | 125,000円相当のポイント |
さらに、社長はマイルを貯めていると聞きませんか?
マイルとは…航空会社のポイントの名前です。ポイントと同じ意味です。
移動は貯まったマイルを利用、そのほかの場所ではカード決済や現金を使うというのが最大効率のカードの利用方法なんですね。
年会費かかるカードは損に見えるが、計算するとお得なことが判明するので注目
法人クレジットカードは年会費がかかるものが多いのですが、実は年会費が高いカードほど高還元になっているんです!
高還元率のカードの場合、なんとポイント還元の量がカードの年会費を簡単に飛び越えてしまいます!
なので、カードを1年間利用した時に得られるポイントから年会費をマイナスして計算、試算してから作るとお得ですよ!
ポイント還元率が高い有名な法人カード3枚を比較
次の3枚は、カード研究16年&個人事業主の私が個人的に”ポイント還元率が高い”と感じている法人カードです。
Orico エグゼクティブ ゴールド フォービズ | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | アメリカンエキスプレス・ビジネス・ゴールドカード |
---|---|---|
年会費 | ||
初年度無料/次年度以降2,000円(税抜) | 初年度無料/22,000円(税込) |
36,300円(税込) |
ポイントプログラム | ||
暮らスマイル | 永久不滅ポイント | メンバーシップ・リワード |
ポイント有効期限 | ||
13ヵ月~24ヵ月 | 期限なし | 3年間 |
貯まるポイント | ||
1,000円利用毎に0.6~1.2ポイント | 1,000円利用毎に1永久不滅ポイント | 100円利用毎に1ポイント |
ポイントをJALマイルに交換した場合の価値 | ||
100円利用毎に0.3JALマイル | 1,000円利用毎に11.25JALマイル ※年会費5,500円(税込)のセゾンマイルクラブに加入の場合 |
JALマイルへは交換不可 |
ポイントをANAマイルに交換した場合の価値 | ||
100円利用毎に0.36ANAマイル | 100円利用毎に0.3ANAマイル | 100円利用毎に1ANAマイル ※年会費3,300円のメンバーシップリワードプラスと、年会費5,500円のメンバーシップリワードANAコースに加入の場合 |
カードを100円使ったときのポイント還元率 | ||
ANAマイルに交換した場合0.36%還元 | JALマイルに交換した場合1.125%還元 | ANAマイルに交換した場合1%還元 |
特典航空券交換すると1マイルは2円相当になるので | ||
0.72%還元 | 2.25%還元 | 2%還元 |
法人カードのポイント還元率ランキングTOP3と解説
順位 | カード | 名称・ランク | 還元率 | 入会キャンペーン(最高額※) |
---|---|---|---|---|
有効期限 | ||||
1位 | 1.25% | 34,000円相当 |
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期限なし | ||||
2位 | 0.6% | 27,000円相当 |
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13ヵ月 | ||||
3位 | 0.166% | 255,000円相当 |
||
36ヵ月 |
- ※入会キャンペーン(最高額)は、入会時にもらうことができるキャンペーンとその他の特典の合計金額に、初年度年会費が無料の場合は初年度の年会費の金額を加えたものです。
1位
ダントツのコスパと還元率を誇る最強カード
セゾンマイルクラブというサービスに加入すると最終的なマイル還元率が0.5%→1.125%になります。
これはかなり破格の数値なのでマイルを貯めている方にとっては最有力候補のカードです!
しかも、1年間にマイルにできる上限値が150,000JALマイルなので、1年間で1,500万円のカード利用分までJALマイルが貯まります。
マイルを貯めている人はもちろんのこと、これからマイルを貯めたい人にも優しいカードです。ポイントも無期限なので交換忘れの心配もなしです!
2位
マイルには弱いが、良コスパの年会費設定
比較した3枚のなかでは年会費が安く、使い勝手が良いカードです。
初期状態でも還元率が0.6%あるのでその部分だけを考えればコスパが良いと言えますね!(※通常は0.5%還元だがEX Gold for Biz会員は0.1%分追加される)
さらに、ポイントプログラム「暮らスマイル」は使えば使うほどステージアップし還元率が高まります。
ただし、デメリットとしてポイントの有効期限が13ヶ月~24ヶ月とバラバラで分かりにくくポイントをこっそり消滅させてきます。忙しいとポイントの消滅に気づかず損してしまいます。
世の社長は、ポイントをマイルに交換して特典航空券に交換して1マイル2円相当として使っている方が多いのですが、このカードのマイル還元率は極めて悪く微妙です。
なので、このカードを使ってメリットがあるのは
- マイルを一切貯めない人
- あまり経費を使わない人
当てはまる場合、選択肢のひとつとして考えておきたいカードです。
3位
年会費がネック。有名さならピカイチ
年会費3,300円かかるメンバーシップ・リワード・プラスと、年会費5,500円かかるメンバーシップリワードANAコースに加入すると100円の利用で1ANAマイル貯まり、還元率が0.33%→1%になります。
ただし、1年間にANAマイルにできる上限があり40,000マイルまで(1年間で400万円のカード利用分までが対象)、以降は1%→0.33%還元に戻ります。
次の年になるとまたリセットされ、またマイルが貯まります。(セゾンプラチナビジネスと同じです)
1年間の経費利用が400万円を超える場合、還元率が0.33%に戻ってしまうため、セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカードの方がおすすめです。
また、このカードは税金・年金と水道、電気、ガスなど光熱費の支払いではポイント還元率が半分になります。税金などは別計算され200円利用で1ポイントなので0.166%還元になります。マイルの場合はメンバーシップ・リワード・プラス加入状態で200円利用で1マイルとなり0.5%還元です。
※1位のセゾンプラチナビジネスは、税金・年金・光熱費の支払いでポイント還元率は半分にはなりません。還元率はそのままです。
ポイント還元率より見た目やステータス性を重視する人にはおすすめですが、年会費がそこそこかかるのでコスパはやや悪めなのがデメリットです。