審査が通りやすい法人クレジットカードランキングと審査基準の解説

クレカ研究16年の私が法人向けクレジットカードの謎審査について解説します

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クレコレ株式会社
執筆者
クレコレ株式会社
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法人カードのふしぎな審査基準

企業への貸し倒れリスクに備えてカード会社が慎重になっている

一般カードに比べると審査基準が厳しいといわれている法人カード。それは何故なのでしょうか?

これは法人カードが一般カードに比べて年会費が高い理由と同じです

簡単に説明すると「きちんとした会社(または事業主)かどうか審査しないと、支払いを踏み倒されるリスクが高いから」です。

限度額の大きさ、社員等の追加カードが多くなればなるほど踏み倒しリスクが膨らむため、カード会社側も審査を慎重に行わざるを得ない、ということです。

また、よくネットで見かけるのが「設立●年」等の条件ですが、

国税庁の統計で企業が生き残る確率
  • 設立1年で生存率40%(60%が倒産)
  • 設立5年で生存率15%(85%が倒産)

という調査結果が出ているので、審査する立場になってみれば暗黙の条件とも言えるかもしれません。

審査対象が企業ではない法人カードも実は存在する

企業を審査対象とするカードはすさまじく審査が通りにくいことを紹介しました。

審査が厳しい理由の1つに、ビジネス向けカードという市場ができたのが最近なので、どのカード会社もお金が回収できたのか、というデータが少なくビビって発行できずにいるという理由があるんです…

審査対象が企業ではない、個人審査とは?

会社の状況を無視して、個人の信用力でクレジットカードを発行できる個人審査というタイプのカードがあります。

赤字になっているなど会社の状況が悪くても、個人の信用情報が健全であればカードを発行してくれるのが個人審査の法人クレジットカードです。

クレジットカードの審査には2種類のタイプがあります。

  1. 法人審査:会社を対象とする審査(通常より厳しい審査
  2. 個人審査:個人を対象とする審査(通常と同じ審査)
個人審査と法人審査を見分けるには
  • 法人審査の場合は、カードの入会時に会社の登記簿謄本の提出がもとめられます。※登記簿謄本とは…会社が存在するかどうかの証明書
  • 登記簿謄本が必要ないカードは個人審査のカードです。

審査が通りやすい法人クレジットカード比較TOP3

順位 カード 名称・ランク 還元率 入会キャンペーン(最高額※)
有効期限
1位 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
★5
1.25%
34,000相当
期限なし
2位 アメリカンエキスプレス・ビジネス・ゴールドカード
★3
0.166%
255,000相当
36ヵ月
3位 セゾンゴールド・ビジネス プロ・カード
★3
0.5%
0相当
-
  • ※入会キャンペーン(最高額)は、入会時にもらうことができるキャンペーンとその他の特典の合計金額に、初年度年会費が無料の場合は初年度の年会費の金額を加えたものです。

1
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国際ブランド
American Express
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 22,000円(税込) 1.25% 永久不滅ポイント+JALマイル
発行スピード 利用限度額 ポイント有効期限 ETC年会費
最短3営業日 ~1,200万円 無期限 無料
  • 個人の財務状況を基準にする審査
  • 年会費22,000円(税込)と格安
  • 利用で貯まるポイントの期限が無期限(ポイント失効なし)

通常、法人クレジットカードの審査基準は会社(や事業)の財務状況や設立年数、決算状況などを参考にすることが多いです。

しかし、こちらのセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードは、会社の審査ではなく、個人の資産状況を基準にして審査をするため比較的審査が通りやすいです。

例えば会社が赤字でも、個人が赤字じゃなければ大丈夫。

設立初年度だったり大きな取引があって一時的にマイナスになったりしている場合に申し込めるカードを探しているなら最有力候補になります。

年会費22,000円(税込)はプラチナカードとしても破格です。

プラチナカードというジャンルで見たとき、いかにセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードのコスパが良いかわかります。

カード名 年会費
三井住友ビジネスカード for Ownersプラチナ 55,000円(税込)
JCBプラチナ法人カード 33,000円(税込)
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド 36,300円(税込)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 22,000円(税込)

1番人気のサービスは強力な還元率。ポイントに期限がない永久不滅ポイントとJALマイルがダブルで貯まる「セゾンマイルクラブ」に加入すると1.125%還元となります。

2024年12月1日時点
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22,000円相当
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2
年会費が高めの設定だが信頼性のあるアメックスビジネスゴールド

経費から出張費まで1枚で、一方還元率が低い0.166%~
国際ブランド
American Express
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
36,300円(税込) 36,300円(税込) 0.166%~1% メンバーシップリワード
発行スピード 利用限度額 ポイント有効期限 ETC年会費
通常2~3週間 - 3年間 550円(税込)
最大の入会キャンペーン金額
255,000円相当プレゼント
  • ビジネスカードの中でも特に審査が通りやすい
  • 海外旅行に強いブランドなのでホテルや空港ラウンジ、旅行保険などのサービスが手厚い
  • 年会費が高額。ポイント還元率は極めて低く、年会費でマイナスになってしまいます。

アメックスビジネスゴールドは法人クレジットカードの中では審査がやさしいと言われています。

その代わり、カードが発行されても利用限度額が小さくなってしまう傾向があります。(※私がそうなったので、全員がそうなるとは限らないです。)

もし利用限度額が小さくなってしまった場合、アメックスに電話で問い合わせ相談をすれば状況によって応じて限度額を拡張してくれることがあります。

私の場合、事前にデポジットを預けて限度額を超えて利用することができました。

アメックスのデポジット

↑ちなみにこちらが500万円をデポジットした時の利用明細画面。500万を預けるとマイナス表示され、その金額からマイナスされていきます。

ただし、デポジットした金額は1ヵ月で使い切らなければならないので、使い勝手がイマイチです。大きい金額のデポジット入金には銀行での入金に1時間程度かかります。さらに振込手数料もかかるのでポイントが貯まっても損します…おすすめできません。

2024年12月1日時点
公式経由
  1. 入会後4ヵ月以内に合計60万円以上利用で50,000ポイント
  2. 入会後4ヵ月以内に合計120万円以上利用で50,000ポイント
  3. 入会後6ヵ月以内に対象加盟店で合計200万円以上利用で100,000ポイント
  4. 通常利用ポイント:20,000ポイント
  5. さらに入会1年後に合計200万円利用で30,000ポイント
250,000円相当
紹介経由
  1. ※紹介URLに関してはFacebookTwitterなどで見つけられます。
  2. 入会後4ヵ月以内に合計60万円以上利用で50,000ポイント
  3. 入会後4ヵ月以内に合計120万円以上利用で55,000ポイント
  4. 入会後6ヵ月以内に対象加盟店で合計200万円以上利用で100,000ポイント
  5. 通常利用ポイント:20,000ポイント
  6. 入会後1年以内に合計200万円以上利用で30,000ポイント
255,000円相当

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格安の年会費で持てる中小企業向け法人カード

格安の年会費で持てる中小企業向け法人カード
国際ブランド
VISA
Master Card
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
3,300円(税込) 3,300円(税込) 0.5% キャッシュバック
発行スピード 利用限度額 ポイント有効期限 ETC年会費
1週間程度 - - 無料
特徴
  • 年会費が3,300円(税込)と格安!1ヵ月あたり275円
  • 最長84日のスキップ払いで資金繰りに余裕が持てる(手数料無料)
  • 0.5%のキャッシュバック還元が受けられる
  • 最大99枚まで作れる追加カードはカード毎に限度額が設定できる
  • 利用限度額の希望に柔軟に対応してくれる
  • 登記簿謄本や決算書の提出不要で申し込みが可能

法人審査のクレジットカードですが、その中でも審査が柔軟と言われているのがこのセゾンゴールドビジネスプロです。

最長84日間のスキップ払いが手数料無料で使えたり、従業員が使える追加カードを最大99枚発行できたり、とにかく事業用に使いやすい設計になっています。

年会費こそ3,300円(税込)かかりますが、法人カードの中でも格安の設定なので圧倒的なコスパの良さを誇ります。

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