インターネット上で仕事をしている方や、フリーで作業を請け負う方が増えていますが、必要経費の購入や管理にかかせないのが「仕事用のクレジットカード」。
現役の個人事業主がおすすめするクレジットカードを厳選したので、ぜひ参考にしてください。
複数ある入会キャンペーンも徹底リサーチ!当サイトしか掲載していない入会キャンペーンも紹介中。入会キャンペーンが少ないところで申し込みすると損なのでぜひ利用してください!
目次
個人事業主向けクレジットカードの選び方
クレジットカードを作った時に受けられる
- 経費の利用でポイントが貯まる(還元率)
- 明細が自動で作られるので経費管理が楽
- ビジネス向け割引特典が使える場合がある
などのメリットと、カードの年会費を比較しながら最適な1枚を探すのがベストです。
個人カードと法人カードどちらを作るべき?
なぜ個人と法人で分けられているのかというと、業種によっては個人のクレジットカードで払ってはいけない経費と言うものが存在するからです。
例えば小売などの業種では、個人カードで商品の仕入れをして販売するという事業が、「カードの利用枠の現金化」に該当し禁止行為になります。
詳しくはこちら⇒クレジットカードのショッピング枠の「現金化」に関する注意喚起|一般社団法人 日本クレジット協会
厳密にはレストランやカフェ経営で食材を個人用のカードで仕入れ、調理し売ることも上記に該当します。
クレカで仕入れて販売する、といった内容の業種は「法人用クレジットカード」を利用すれば問題ありません。
ざっくりとまとめると、
事務・イラスト・デザイン・WEB制作などの仕事をしている個人事業主
⇒個人用クレジットカード、法人用クレジットカードどちらでもOK
転売・リサイクルショップ・カフェ・レストランなどの仕事をしている個人事業主
⇒法人用クレジットカードのみ
という感じです。
クレジットカード決済ができる経費 | |
---|---|
税金 | 固定資産税、自動車税、法人税、消費税、国民年金 |
通信費 | 固定電話代、携帯電話代、WiFiルータなど通信機器代、ネットサービス代 |
交通費 | モバイルSuicaチャージ、ガソリン代、タクシー代、ETC代、新幹線代、飛行機代 |
出張旅費 | 旅行(ツアー)代金、航空券代、宿泊代 |
消耗品費 | パソコン代、事務用品代、プリンタなど周辺機器代 |
家賃 | 事務所(営業所)代、駐車場代、トランクルーム代 |
水道光熱費 | 水道代、電気代、ガス代 |
1位年会費は経費で落とせる!接待時にクライアントの評価を上げられるプラチナカード
カードをよく使う方におすすめしたいコスパ抜群のカードです。
プラチナカードの特典を22,000円(税込)で利用できるのは破格で、かなり珍しいクレジットカードです。
引き落とし口座を個人名義または法人名義どちらも選ぶことができ、個人用カードとしても使えます。
また、「SAISON MILE CLUB」に加入すると、カードの利用で1,000円につき10JALマイル+2,000円につき1永久不滅ポイントが貯まるのでマイルを貯めたい方にとっては有力候補となります。
貯まった永久不滅ポイントはJALとANAどちらへも移行可能です!
審査が個人審査なので、個人事業主にもおすすめできるクレジットカードになっています。
ちなみに、他のカード会社のプラチナカード、ゴールドカードに比べても群を抜いて年会費が安いです。
カード名 | 年会費 |
---|---|
三井住友ビジネスカード for Ownersプラチナ | 55,000円(税込) |
JCBプラチナ法人カード | 30,000円(税抜) |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド | 36,300円(税込) |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円(税込) |
2位ビジネスサービスでポイントが4倍になる低コスト法人カード
リスティング広告の運用をしている方におすすめの法人カードです。
Yahoo!のビジネスサービス(検索連動型広告、ネットワーク広告・YDN)でポイントが2%還元になる珍しい特典に注目(ポイントの付与上限なし)
また、引き落とし口座を個人名義または法人名義どちらも選ぶことができ、個人用カードとしても法人用カードとしても使えます。
年会費が無料なので、持ちやすい法人カードと言えますね。
3位格安年会費で空港ラウンジ使用可能!しかしお金がない会社だと思われるかも
基本的なサービスである海外旅行保険や空港ラウンジサービス、ビジネスサービスは押さえておきながらも年会費が2,200円(税込)という破格のゴールドカード。
もちろん保険等の補償額は小額ですが、そこまで出張がないフリーランスの方や国内ビジネスをメインでやってる方におすすめできます。
また、経費管理や確定申告で役立つクラウド会計ソフトFreee(フリー)の有料プランがお得に使えます。
個人事業主である以上避けて通れない確定申告ですが、Freee等のソフトを使うことで、クレジットカードの利用詳細と同期され経費把握や確定申告の計算も簡単に行うことができますよ。※Freeeは私も使ってます。
4位ポイント還元率が悪く、有効期限もあり使い勝手が悪いが、三井住友の信頼感も重要という方に
※満20歳以上から申し込み可(プラチナの場合、満30歳以上)
創業間もない法人代表者や個人事業主でも申し込めるカード。登記簿謄本、決算書は不要で、本人確認書類だけでOK!
個人事業主になって仕事を始めたけど、とりあえず必要機材が欲しいからクレジットカードを申し込みたい!といった事業主の方にもおすすめできます。
サービスは平均的なものを保持しており、貯まったポイントをANAマイルに移行することができる数少ない法人カードです。
5位空港を使わずゴールド格が必要ないなら
ネットからの入会限定で初年度年会費が無料になります。
さらに、「マイ・ペイすりぼへの登録」をして、年に1回以上リボ払いをすると年会費が無料になります。リボ払いの仕組みを理解している方にはおすすめです。
2年目以降の年会費ですが「Web明細サービス」に登録していれば550円割引されます。リボ払いの仕組みをわかっていない方はWEB明細サービスの割引だけで使いましょう。
あらかじめ設定した利用枠の範囲内なら1万円単位で繰り返し利用できるキャッシング機能つき。しかも、個人事業主の場合は年収の1/3を超えた借り入れが可能です。
枠などの基本情報 | |
---|---|
カード利用枠(ショッピング) | 50~300万 |
リボ・分割・2回払い・ボーナス一括払い利用枠 | 0~200万 |
キャッシング利用枠 | 0~50万円 |