事業や経理に必要な”実用性”と接待や他人に見られる場面で恥ずかしくない”ステータス”を兼ね備えた万能クレジットカードを解説します!
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社長がクレジットカードに求めるもの
一昔前はクレジットカードを見栄で選ぶ人もいました。
ゴールトカードやブラックカードならカッコイイ、女性にモテる、等の単純な理由で作った方もいたと思います。
最近ではカード会社の競争の結果、機能や提携の割引特典が充実した法人・個人事業主向けクレジットカードが増えているんです!
よりお得で経費の節約にもなる「賢いクレジットカード」を選択していきたいですね。
ココだけは押さえておきたいポイント
以前法人クレジットカードランキングにも書きましたが、一定ランク以上のクレジットカードは海外旅行保険や空港ラウンジ、ビジネスサービスの特典内容はほぼ同じ。
そう考えると、注目すべきは「年会費」や「オリジナルのサービス」部分!
なので個人的には
- サービス内容や特典に比べて年会費のコスパはどうか
- ビジネスサービスの充実度しているかどうか
- ポイント有効期限や年会費に複雑なルールがないかどうか
このあたりが要チェックポイントです!
1位世界で最初のクレジットカード。レストラン優待が充実
年会費 | |
---|---|
年会費27,500円(税込) | |
限度額 | ETCカード |
個人差あり | 無料 |
アメックスに比べると一般的にはマイナーなイメージがあるダイナースですが、非常にステータスの高いカードになっています。わかる人にはわかる、ってやつですね。
そして…申込み資格は27歳以上・年収500万以上と入会のハードルもかなり高め。
食事をする人という意の”ダイナース”。その昔、レストランで食事をしていた時に財布を忘れたことでツケ払いでもOKなレストランを作ろうという発想からはじまったといわれています。
その着想が現代のクレジットカードとなり、ダイナースクラブは世界で始めてのクレジットカード会社になりました。要するに業界のパイオニア的存在です。
そのため、特別なレストランや料亭・クラブ・ホテルなどの優待が多く滅多に予約が取れない人気店等の予約も優先してもらえたりと、特別感の溢れるサービスが非常に多いです。
また、ゴルフ関連の優待サービスではアメックスカードにはないゴルファー保険が完備されています。自動付帯なので、カードを持っているだけでOKです。
傷害死亡・後遺障害 | 最高300万円 |
傷害入院 | 日額4,500円 |
傷害通院 | 日額3,000円 |
賠償責任 | 1億円限度 |
ゴルフ用品損害 | 5万円限度 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 10万円限度 |
デメリットはダイナースが使える場所が少ない点!ダイナースのロゴのマークがあるお店でしか使えないんですね。既に持っているカードユーザーからはやや不満が出ているのはこの部分です。
年会費はかかりますが月換算すれば2,500円程度なので、接待&レストラン用と割り切って持つのもアリなのではないかと思います。
一番お得に入会する場合のキャンペーン比較↓
2024年11月1日時点 | ||
---|---|---|
公式サイト |
| 55,000円相当 |
ハピタス経由 |
| 63,000円相当 |
2位圧倒的ポイント還元率で年会費をカバー。おつりも来るぞ
ハイステータスクレジットカード筆頭のAMEXと日本のカード会社セゾンカードが提携して作ったプラチナカードです。
アメックス本家のプラチナビジネスカードに比べるとサービスに大幅な差はないのに年会費の差が大きいのがポイント。
年会費22,000円(税込)でプラチナカードの特典も利用できるので破格。
カード名 | 年会費 |
---|---|
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード | 165,000円(税込) |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円(税込)≫ |
年会費差はなんと14万円。14万円あれば、高級ホテルに宿泊、飛行機をビジネスクラスにアップグレードできるだけの費用に相当します。
本家にはステータス面では劣る部分がありますが、アメックスのプラチナカードとは違い”自分の意思で申込ができるプラチナカード”なので、貴重です。※通常プラチナランクのカードはカード会社からの招待(インビテーション)がないと入会できないため。
注目ポイントとしてはポイントに期限がない「永久不滅ポイント」や、同時にJALマイルがモリモリ貯まる「セゾンマイルクラブ」に登録ができる点。
カード年会費のコスパが極めて高いので持っていれば、賢い社長というイメージになります。プラチナとしてステータス面でもそこそこ強いので、有力候補になるのではないでしょうか。
3位CMで知名度は抜群!本家AMEXカード
ステータス性の高いビジネスでも使えるカードといえばアメックスを外すことはできません。
T&Eカードとよばれるだけあって、海外やイベント系のサービスの充実度は他のカードに比べると頭ひとつ抜けています。
レストラン予約、ゴルフ関連、チケット関連、劇場やワインのお取り寄せその他コンシェルジュが常設しているので接待でも利用できます。
余談ですが、最近アメックスは審査が優しくなっている傾向があります。私もアメックスビジネスゴールドを作りました。なんとか発行することはできましたが、その代わり、利用限度額が小さくなったので限度額の確認はしっかりしておきましょう。(※私がそうなったので、全員がそうなるとは限らないです。)
もし利用限度額が小さくなってしまった場合、アメックスに電話で問い合わせ相談をすれば状況によって応じて限度額を拡張してくれることがあります。たいていデポジット(Suicaのような事前入金)を勧められます。
私の場合、事前にデポジットを預けて限度額を超えて利用することができました。
↑ちなみにこちらが500万円をデポジットした時の利用明細画面。500万を預けるとマイナス表示され、その金額からマイナスされていきます。
ただし、デポジットした金額は1ヵ月で使い切らなければならないので、使い勝手がイマイチです。大きい金額のデポジット入金には銀行での入金に1時間程度かかります。さらに振込手数料もかかるのでポイントが貯まっても損します…おすすめできません。