デポジットとは
クレジットカードは、設定されている利用限度額を使いきるとそれ以上は使えなくなります。
利用限度額以上の買物もできません。たとえば限度額が20万円の場合、25万円のパソコンは購入できません。困りますよね?
そんなときにおすすめなのが、カード会社に預り金(=デポジット)を預けることです。事前にお金を預けることで、利用限度額の枠を増やすことができます。
詳細はこちらの記事で確認してください。
この機能は実は結構めずらしいサービスで、カード会社やカードによってできたりできなかったりするので、詳細はカード会社に確認してみてくださいね。
デポジットには種類がある
- プリペイドタイプ:事前入金した金額から、マイナスされていくタイプ。Suicaやicocaのようなイメージが近いです。
- 保証金タイプ:事前入金した金額は一時的にカード会社預かり、預かった金額分限度額を増やしてくれるという方法です。
1のタイプはアメリカンエキスプレスカードです。2のタイプはクレディセゾンのクレジットカードが該当します。
デメリット
銀行でのデポジット入金は手間がかかるので注意!
100万円以内のデポジットの場合はインターネットバンキングで簡単に入金できますが、それ以上の金額になると銀行の有人窓口でカード会社の口座に入金をしなければなりません。
100万円を超えると大金のなので、銀行も慎重になるためかなり時間がかかります。(振込先の名称が一字一句完全一致か確認・身分証明書が必要・印鑑が必要 等)
以前、私が500万円を銀行窓口でデポジットした際は30分~1時間の時間がかかりました。さらに振込手数料(500円程度)も必要になります。
注意点:アメリカンエキスプレスカードの場合
もしも使い切れなかった場合はカードに登録されている銀行口座に返金されます。返金されると経理的にややこしくなるため注意が必要です。
アメリカンエキスプレス社は銀行ではないので規約的に返金する必要があるそうです。必ず使いきる金額をデポジットするようにしましょう。
注意点:セゾンカードの場合
※セゾンアメリカンエキスプレスカードを含む
返金を受けると、利用限度額がデポジット前の状態に戻ります。
預けたままになるので仕訳的には保証金項目になります。経理的にはこちらの形式の方が楽かもしれません。
利用方法
カード裏面に記載のカードデスクに電話してください。入金先とデポジット手順の方法を教えてくれます。