支払い金額が大きくなりがちな法人カードはマイルが貯まるものを選ぶだけで得!
でも、JALとANAどちらのマイルを貯めるべきか、どちらがお得なのか…?そんな疑問にさまざまな法人カードを見てきた私がズバリお答えします!
JALとANAどちらがおすすめ?
日本でマイルを貯める場合、JAL(日本航空)とANA(全日本空輸)がありますが、2つのマイルを同時に貯めるのは効率が悪いので、どちらかに絞って貯めるようにしましょう。
どちらも航空会社なので料金やサービス内容は同じような感じなのですが、微妙に還元率に違いがあります。
航空券の料金で比較
JALとANAの飛行機のチケットの値段はほぼ同じです。
サイトによって1,000円前後安かったり高かったりがある程度です。
国内線の便数で比較
1日の便数や路線数が多いのはANAです。
JALは2010年に一度経営破たんして国からの支援により運営を行ってきたため、路線に制限をかけられていました。今後は路線数も差がなくなってくるでしょう。
ちなみに、国内主要路線においてはJAL・ANAどちらも同じくらい便数が出ているので地方空港でなければ特に気にすることはありません。
2019年の東京(羽田)空港~大阪(伊丹)空港の1日の便数比較 |
|||
---|---|---|---|
JAL | ANA | ||
東京(羽田) | 大阪(伊丹) | 東京(羽田) | 大阪(伊丹) |
6:30 | 7:35 | 6:20 | 7:30 |
7:30 | 8:35 | 7:00 | 8:10 |
8:30 | 9:35 | 8:00 | 9:10 |
9:30 | 10:35 | 9:00 | 10:10 |
10:30 | 11:35 | 10:00 | 11:10 |
11:30 | 12:35 | 11:00 | 12:10 |
12:30 | 13:35 | 12:00 | 13:10 |
13:30 | 14:35 | 13:00 | 14:10 |
14:30 | 15:35 | 14:00 | 15:10 |
15:30 | 16:35 | 15:00 | 16:10 |
16:30 | 17:35 | 16:00 | 17:10 |
17:30 | 18:35 | 17:00 | 18:10 |
18:30 | 19:35 | 18:00 | 19:10 |
19:00 | 20:15 | 19:00 | 20:15 |
19:20 | 20:35 | 19:20 | 20:35 |
大阪や沖縄などは30分ごとに交互に飛んでいます。
国内での利便性の比較
地方空港や離島に強いのはJALです。
国内の路線比較表 | |
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JAL | ANA |
北海道:札幌(新千歳)、札幌(丘珠)、札幌(新千歳・丘珠)、利尻、女満別、旭川、釧路、帯広、函館、奥尻 東北:青森、三沢、秋田、花巻、仙台、山形 関東・甲信越:東京(羽田)、東京(成田)、新潟、松本 東北・北陸:名古屋(中部)、名古屋(小牧)、名古屋(中部・小牧)、小松、静岡 関西:大阪(伊丹)、大阪(関西)、南紀白浜、但馬 中国:隠岐、岡山、出雲、広島、山口宇部 四国:徳島、高松、高知、松山 九州:福岡、北九州、大分、長崎、熊本、天草、宮崎、鹿児島、種子島、屋久島、喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部、与論 沖縄:沖縄(那覇)、北大東、南大東、久米島、宮古、多良間、石垣、与那国 |
北海道:札幌(千歳)、利尻、稚内、オホーツク紋別、女満別、旭川、根室中標津、釧路、帯広、函館 東北:青森、大館能代、秋田、庄内、仙台、福島 関東・甲信越:東京(羽田)、東京(成田)、八丈島、新潟 北陸・東海:静岡、名古屋(中部)、富山、小松、能登 関西:大阪(伊丹)、大阪(関西)、大阪(神戸) 中国・四国;岡山、広島・岩国、広島、岩国、山口宇部、鳥取、米子、萩・石見、高松、徳島、松山、高知 九州:福岡・佐賀・北九州、福岡、北九州、佐賀、大分、熊本、長崎、対馬、壱岐、五島福江、宮崎、鹿児島 沖縄:沖縄(那覇)、宮古、石垣 |
日本全国を満遍なく網羅しているのはJALです。
飛行機の座席で比較
JAL・ANAどちらも普通席とプレミアム席(いわゆるファーストクラス)があり、座り心地などはほぼ同様。
ですが、JALにはクラスJという普通席とプレミアム席の中間くらいの席があります。+1,000円で座れてマイルも加算されるので、魅力!
JAL | ANA |
---|---|
普通席(マイル加算なし) | |
飲み物サービス無料 | |
クラスJ(区間マイル+10%加算) | × |
+1,000円で座れるちょっとプレミアムなシート。快適でゆとりがある。 | × |
ファーストクラス (区間マイル+50%加算) |
|
優先搭乗やラウンジの利用が可能、フライトではアルコールの提供あり |
ANAのプレミアムクラスはお弁当ですが、JALのファーストクラスはお皿に綺麗に盛り付けられていたり、シャンパンやアルコールの提供がありクオリティが高めなのもポイントです。
提携会社の多さで比較
ANAは世界で最も大きい航空連合である、スターアライアンスに加盟しているため国際線を使う場合はANAが有利です。
アライアンスでは海外の航空会社と連携を取りコードシェア便や共同運航をしているため基本的に大きいほど便利。
東京からの直行便が無い地域へフライトをする場合、提携会社が多い方が航空券も簡単に購入できるし行きやすいです。(提携がなければ地道に乗り継いでいくしかありません)
提携アライアンス比較表 | |
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JAL | ANA |
世界規模の航空連合の1つ「ワンワールド航空会社」に加盟 | 世界最大の航空連合「スターアライアンス」に加盟 |
加盟航空会社:13社 | 加盟航空会社:28社 |
アメリカン航空、ブリティッシュ航空、キャセイパシフィック航空、フィンエア航空、イベリア航空、日本航空(JAL)、ラテン航空、マレーシア航空、カンタス航空、カタール航空、ロイヤルヨルダン航空、S7航空、スリランカ航空 | アドリア航空、エーゲ航空、カナダ航空、中国国際航空、インド航空、ニュージーランド航空、ANA(全日空)、アシアナ空港、オーストラリア空港、アビアンカ航空、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、深圳航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス航空、TAPポルトガル航空、タイ航空、ターキッシュ航空、ユナイテッド航空 |
さまざまな国や地域への乗り継ぎ便を購入する場合はANAに軍配があるといえます。
マイルの貯めやすさで比較
マイルを貯める方法は2通りあります
マイル(マイレージ)とは…別名、マイレージ。航空会社のポイントの名前です。
飛行機の搭乗(フライトマイル)で貯まるマイルの比較
飛行機に乗って貯まるマイルの加算率はJALとANAで現状ほぼ同じ。ほとんど差がありません。
フライトマイルはそんなに貯まりません。たとえば、東京→大阪間で飛行機に乗ると280マイル貯まります。
クレジットカードで貯まるマイルで比較
実際には、「カードの利用で貯まったポイント」を「マイル」に交換という流れになります。
フライトマイルよりもはやいスピードでマイルが貯まるので飛行機に一切乗らないでマイルを貯めているという方も増えています。
最も重要視するべきなのは「マイル還元率」です。
今回はANAマイルを貯めるのに有利なアメックス・ビジネスゴールドカードとJALマイルを貯めるのに有利なセゾンプラチナビジネスアメックスカードを比較してみます。
アメックス・ビジネスゴールド | セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス |
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年会費 | |
36,300円(税込) | 22,000円(税込) |
ポイント有効期限 | |
通常3年間 ※1度でも交換すると期限なし |
期限なし |
マイルの加算率をアップさせるオプション | |
メンバーシップ・リワード・プラス(追加年会費3,300円/税込) | セゾンマイルクラブ(追加年会費:5,500円/税込) ※年間積算マイルが15万マイル到達で次年度年会費無料 |
貯まるポイント | |
ショッピング100円利用毎に1ポイント | 1,000円利用毎に10JALマイルと0.5永久不滅ポイント |
貯まったポイントをANAマイルにすべて交換した場合 | |
100円利用毎に1ANAマイル貯まる。 | 100円利用毎に0.3ANAマイル貯まる |
貯まったポイントをJALマイルにすべて交換した場合 | |
JALマイルには交換できない | 100円利用毎に1.125JALマイル貯まる |
還元率のまとめ | |
最大100円利用に対して1%のANAマイルを貯められる | 最大100円利用に対して1.125%のJALマイルを貯められる |
ANAマイルを貯めるのにおすすめ | JALマイルを貯めるのにおすすめ |
どちらのカードもメリット・デメリットがありますが、数字だけ見た場合セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスでJALマイルを貯めるのが一番効率が良いというのがわかります。
クレジットカード以外のポイント交換でマイルを交換する方法もある
TポイントやPontaポイントもマイルに交換することができます。しかしながら、クレジットカードのポイントとは異なり0.5%還元相当となるので効率は悪いです。
マイルに交換できるポイント | ||
---|---|---|
JALマイル | ANAマイル | |
Tポイント | × | 1,000ポイント→500ANAマイル |
Pontaポイント | 1,000ポイント→500JALマイル | × |
JALマイルをおすすめする理由
1:JALマイルの還元率がダントツで高いクレジットカードがある
JALマイルとポイントが同時に貯まるめずらしいクレジットカードで、JALマイルの最大還元率は1.125%という破格の数字!(0.5%くらいが普通)
とにかくマイルを貯めたい!と思っている方や、ANAかJALか迷っている方にも問答無用でおすすめできる最強カードです。
SAISON MILE CLUBに登録すると、カードの利用で1,000円につき10JALマイルが貯まるようになります。同時に2,000円ごとに1永久不滅ポイントが貯まります。
マイル還元率1.125%だと、毎月のカード利用でコレだけ貯まる
1ヵ月の支出例 | ||
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用途 | 利用金額 | 貯まるポイント |
外食 | 30,000円 | 300JALマイル+15永久不滅pt |
公共料金 | 30,000円 | 300JALマイル+15永久不滅pt |
通信料 | 20,000円 | 200JALマイル+10永久不滅pt |
保険料 | 20,000円 | 200JALマイル+10永久不滅pt |
事業の経費など | 200,000円 | 2,000JALマイル+100永久不滅pt |
利用金額合計 | 300,000円 | 3,000JALマイル+150永久不滅pt |
2:クラスJがある
クラスJ席は+1,000円払うだけで普通席からグレードアップできる広々ゆったりした席。さらに区間マイルも+10%加算されるので、座席だけでもJALを使う理由になります。
3:「どこかにマイル」などのお得サービスが多い
たったの6,000マイルで日本のどこかの往復航空券が予約できてしまうどこかにマイルサービスや
ホテル+往復航空券+レンタカーなどを激安で予約できるJALダイナミックパッケージツアーなどのサービス
を重宝しています。
まとめ
総合すると航空会社はJALもANAもサービス的にはほぼ横並び。
ですが、マイルの貯めやすさという観点で見た場合”JALのマイル還元率がかなり良いカードが存在しているのでJALがおすすめ”です。
使う金額が多い法人カードだからこそ、還元率の差がかなり顕著に現れるので業界最大の還元率を誇るセゾンプラチナビジネスが圧倒的にお得です。