法人クレジットカードでマイルを貯めるならJALとANAどっちがお得?

支払い金額が大きくなりがちな法人カードはマイルが貯まるものを選ぶだけで得!

でも、JALとANAどちらのマイルを貯めるべきか、どちらがお得なのか…?そんな疑問にさまざまな法人カードを見てきた私がズバリお答えします!

クレコレ株式会社
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クレコレ株式会社
クレカLOVE女子!所有クレカは50枚以上!メインカードはセゾンプラチナビジネス。1.25%還元でポイントとマイルを貯めてます。Youtubeで動画でも解説中。

JALとANAどちらがおすすめ?

日本でマイルを貯める場合、JAL(日本航空)とANA(全日本空輸)がありますが、2つのマイルを同時に貯めるのは効率が悪いので、どちらかに絞って貯めるようにしましょう。

どちらも航空会社なので料金やサービス内容は同じような感じなのですが、微妙に還元率に違いがあります。

個人的にはJALがおすすめですが、気になる人が多いので細かい部分を比較してみました。

航空券の料金で比較

JALとANAの飛行機のチケットの値段はほぼ同じです。

サイトによって1,000円前後安かったり高かったりがある程度です。

国内線の便数で比較

1日の便数や路線数が多いのはANAです。

JALは2010年に一度経営破たんして国からの支援により運営を行ってきたため、路線に制限をかけられていました。今後は路線数も差がなくなってくるでしょう。

ちなみに、国内主要路線においてはJAL・ANAどちらも同じくらい便数が出ているので地方空港でなければ特に気にすることはありません。

2019年の東京(羽田)空港~大阪(伊丹)空港の1日の便数比較

JAL ANA
東京(羽田) 大阪(伊丹) 東京(羽田) 大阪(伊丹)
6:30 7:35 6:20 7:30
7:30 8:35 7:00 8:10
8:30 9:35 8:00 9:10
9:30 10:35 9:00 10:10
10:30 11:35 10:00 11:10
11:30 12:35 11:00 12:10
12:30 13:35 12:00 13:10
13:30 14:35 13:00 14:10
14:30 15:35 14:00 15:10
15:30 16:35 15:00 16:10
16:30 17:35 16:00 17:10
17:30 18:35 17:00 18:10
18:30 19:35 18:00 19:10
19:00 20:15 19:00 20:15
19:20 20:35 19:20 20:35

大阪や沖縄などは30分ごとに交互に飛んでいます。

国内での利便性の比較

地方空港や離島に強いのはJALです。

九州や沖縄の離島では、ANAの飛行機が飛んでいない地域にJALが飛ばしているので、その点はJALの方が有利です。
国内の路線比較表
JAL ANA
北海道:札幌(新千歳)、札幌(丘珠)、札幌(新千歳・丘珠)、利尻、女満別、旭川、釧路、帯広、函館、奥尻
東北:青森、三沢、秋田、花巻、仙台、山形
関東・甲信越:東京(羽田)、東京(成田)、新潟、松本
東北・北陸:名古屋(中部)、名古屋(小牧)、名古屋(中部・小牧)、小松、静岡
関西:大阪(伊丹)、大阪(関西)、南紀白浜、但馬
中国:隠岐、岡山、出雲、広島、山口宇部
四国:徳島、高松、高知、松山
九州:福岡、北九州、大分、長崎、熊本、天草、宮崎、鹿児島、種子島、屋久島、喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部、与論
沖縄:沖縄(那覇)、北大東、南大東、久米島、宮古、多良間、石垣、与那国
北海道:札幌(千歳)、利尻、稚内、オホーツク紋別、女満別、旭川、根室中標津、釧路、帯広、函館
東北:青森、大館能代、秋田、庄内、仙台、福島
関東・甲信越:東京(羽田)、東京(成田)、八丈島、新潟
北陸・東海:静岡、名古屋(中部)、富山、小松、能登
関西:大阪(伊丹)、大阪(関西)、大阪(神戸)
中国・四国;岡山、広島・岩国、広島、岩国、山口宇部、鳥取、米子、萩・石見、高松、徳島、松山、高知
九州:福岡・佐賀・北九州、福岡、北九州、佐賀、大分、熊本、長崎、対馬、壱岐、五島福江、宮崎、鹿児島
沖縄:沖縄(那覇)、宮古、石垣

日本全国を満遍なく網羅しているのはJALです。

飛行機の座席で比較

JAL・ANAどちらも普通席とプレミアム席(いわゆるファーストクラス)があり、座り心地などはほぼ同様。

ですが、JALにはクラスJという普通席とプレミアム席の中間くらいの席があります。+1,000円で座れてマイルも加算されるので、魅力!

座席に関してお得感が強いのはJALといえます。
JAL ANA
普通席(マイル加算なし)
飲み物サービス無料
クラスJ(区間マイル+10%加算) ×
+1,000円で座れるちょっとプレミアムなシート。快適でゆとりがある。 ×
ファーストクラス
(区間マイル+50%加算)
優先搭乗やラウンジの利用が可能、フライトではアルコールの提供あり

ANAのプレミアムクラスはお弁当ですが、JALのファーストクラスはお皿に綺麗に盛り付けられていたり、シャンパンやアルコールの提供がありクオリティが高めなのもポイントです。

提携会社の多さで比較

ANAは世界で最も大きい航空連合である、スターアライアンスに加盟しているため国際線を使う場合はANAが有利です。

アライアンスでは海外の航空会社と連携を取りコードシェア便や共同運航をしているため基本的に大きいほど便利。

東京からの直行便が無い地域へフライトをする場合、提携会社が多い方が航空券も簡単に購入できるし行きやすいです。(提携がなければ地道に乗り継いでいくしかありません)

提携アライアンス比較表
JAL ANA
世界規模の航空連合の1つ「ワンワールド航空会社」に加盟 世界最大の航空連合「スターアライアンス」に加盟
加盟航空会社:13社 加盟航空会社:28社
アメリカン航空、ブリティッシュ航空、キャセイパシフィック航空、フィンエア航空、イベリア航空、日本航空(JAL)、ラテン航空、マレーシア航空、カンタス航空、カタール航空、ロイヤルヨルダン航空、S7航空、スリランカ航空 アドリア航空、エーゲ航空、カナダ航空、中国国際航空、インド航空、ニュージーランド航空、ANA(全日空)、アシアナ空港、オーストラリア空港、アビアンカ航空、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、深圳航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス航空、TAPポルトガル航空、タイ航空、ターキッシュ航空、ユナイテッド航空

さまざまな国や地域への乗り継ぎ便を購入する場合はANAに軍配があるといえます。

マイルの貯めやすさで比較

マイルを貯める方法は2通りあります

マイル(マイレージ)とは…別名、マイレージ。航空会社のポイントの名前です。

  • 飛行機の搭乗でマイルを貯める方法
  • クレジットカードの利用で貯める方法

飛行機の搭乗(フライトマイル)で貯まるマイルの比較

飛行機に乗って貯まるマイルの加算率はJALとANAで現状ほぼ同じ。ほとんど差がありません。

フライトマイルはそんなに貯まりません。たとえば、東京→大阪間で飛行機に乗ると280マイル貯まります。

多くの方はクレジットカードの利用でマイルを貯めています

クレジットカードで貯まるマイルで比較

実際には、「カードの利用で貯まったポイント」を「マイル」に交換という流れになります。

フライトマイルよりもはやいスピードでマイルが貯まるので飛行機に一切乗らないでマイルを貯めているという方も増えています。

最も重要視するべきなのは「マイル還元率」です。

クレジットカードごとにマイルの還元率は異なりマイルの加算数に2倍以上差があるんですよ。

今回はANAマイルを貯めるのに有利なアメックス・ビジネスゴールドカードとJALマイルを貯めるのに有利なセゾンプラチナビジネスアメックスカードを比較してみます。

アメックス・ビジネスゴールド セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
アメリカンエキスプレス・ビジネス・ゴールドカード セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費
36,300円(税込) 22,000円(税込)
ポイント有効期限
通常3年間
※1度でも交換すると期限なし
期限なし
マイルの加算率をアップさせるオプション
メンバーシップ・リワード・プラス(追加年会費3,300円/税込) セゾンマイルクラブ(追加年会費:5,500円/税込)
※年間積算マイルが15万マイル到達で次年度年会費無料
貯まるポイント
ショッピング100円利用毎に1ポイント 1,000円利用毎に10JALマイルと0.5永久不滅ポイント
貯まったポイントをANAマイルにすべて交換した場合
100円利用毎に1ANAマイル貯まる。 100円利用毎に0.3ANAマイル貯まる
貯まったポイントをJALマイルにすべて交換した場合
JALマイルには交換できない 100円利用毎に1.125JALマイル貯まる
還元率のまとめ
最大100円利用に対して1%のANAマイルを貯められる 最大100円利用に対して1.125%のJALマイルを貯められる
ANAマイルを貯めるのにおすすめ JALマイルを貯めるのにおすすめ

どちらのカードもメリット・デメリットがありますが、数字だけ見た場合セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスでJALマイルを貯めるのが一番効率が良いというのがわかります。

マイルを貯めるのにおすすめの法人カード比較

クレジットカード以外のポイント交換でマイルを交換する方法もある

TポイントやPontaポイントもマイルに交換することができます。しかしながら、クレジットカードのポイントとは異なり0.5%還元相当となるので効率は悪いです。

マイルに交換できるポイント
  JALマイル ANAマイル
Tポイント × 1,000ポイント→500ANAマイル
Pontaポイント 1,000ポイント→500JALマイル ×

JALマイルをおすすめする理由

1:JALマイルの還元率がダントツで高いクレジットカードがある

JALマイルとポイントが同時に貯まるめずらしいクレジットカードで、JALマイルの最大還元率は1.125%という破格の数字!(0.5%くらいが普通)

ポイントとマイルが同時に貯まる業界最強レベル最大1.25%還元
国際ブランド
American Express
年会費 ポイント還元率 ポイント名
初年度 2年目~
無料 22,000円(税込) 1.25% 永久不滅ポイント+JALマイル
発行スピード 利用限度額 ポイント有効期限 ETC年会費
最短3営業日 ~1,200万円 無期限 無料
ショッピング保険 海外旅行章保険
死亡・後遺障害 疾病治療 家族特約
年間限度額300万円 (利用付帯)最高1億円 (利用付帯)最高300万円

とにかくマイルを貯めたい!と思っている方や、ANAかJALか迷っている方にも問答無用でおすすめできる最強カードです。

マイル還元率1.125%の計算方法を詳しく見る(タップで開く)

SAISON MILE CLUBに登録すると、カードの利用で1,000円につき10JALマイルが貯まるようになります。同時に2,000円ごとに1永久不滅ポイントが貯まります。

同時に2種類のポイントが貯まる
  • 1,000円につき10マイル
  • 2,000円ごとに1永久不滅ポイント
これをあわせると1,000円ごとに1.125マイル貯まる計算になるので、マイル還元率が1.125%になります。

マイル還元率1.125%だと、毎月のカード利用でコレだけ貯まる

1ヵ月の支出例
用途 利用金額 貯まるポイント
外食 30,000円 300JALマイル+15永久不滅pt
公共料金 30,000円 300JALマイル+15永久不滅pt
通信料 20,000円 200JALマイル+10永久不滅pt
保険料 20,000円 200JALマイル+10永久不滅pt
事業の経費など 200,000円 2,000JALマイル+100永久不滅pt
利用金額合計 300,000円 3,000JALマイル+150永久不滅pt
30万円の利用が1年間続くと…
  • (3,000JALマイル+150永久不滅pt)×12ヵ月=36,000JALマイル+1,800永久不滅pt
  • 1,800永久不滅ptは4,500JALマイルに交換できる
  • 36,000JALマイル+4,500JALマイル(1,800永久不滅pt)=合計40,500マイル貯まる計算!
  • 東京⇔大阪間の往復12,000マイルでタダで乗れるので、3.5回もタダで往復できてしまう

2:クラスJがある

クラスJ席は+1,000円払うだけで普通席からグレードアップできる広々ゆったりした席。さらに区間マイルも+10%加算されるので、座席だけでもJALを使う理由になります。

3:「どこかにマイル」などのお得サービスが多い

たったの6,000マイルで日本のどこかの往復航空券が予約できてしまうどこかにマイルサービスや

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まとめ

総合すると航空会社はJALもANAもサービス的にはほぼ横並び。

ですが、マイルの貯めやすさという観点で見た場合”JALのマイル還元率がかなり良いカードが存在しているのでJALがおすすめ”です。

使う金額が多い法人カードだからこそ、還元率の差がかなり顕著に現れるので業界最大の還元率を誇るセゾンプラチナビジネスが圧倒的にお得です。

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