4通りあるマイナンバーカードの作り方解説。メリットと交付までの流れも紹介

平成28年1月1日から本格運用が始まったマイナンバー制度ですが、皆さんもうマイナンバカードを発行しましたか?

今後、郵送時のクレジットカードの受取で本人確認書が厳格化されます。

顔写真つきの本人確認書類がないと不便なので、持っていない人は早めにマイナンバーカードを発行した方がいいですよ。

なんとなく面倒そうなマイナンバーカードの発行ですが、実はそんなに難しくありません。

マイナンバーカードとは?

マイナンバーとは、行政の効率化と国民の利便性を高める目的で作られた国民1人1人に番号を発行する制度です。

日本国内に住民票がある全ての人に12桁の番号が発行され、「社会保障」「税」「災害対策」の3分野で利用されます。

そのマイナンバーと顔写真・ICチップがついたプラスチック製カードのことを「マイナンバーカード」といいます。

カードには住所・氏名・生年月日・性別なども記載。まさに個人情報の塊です。

マイナンバーカードを作るメリット

個人番号を証明する書類としては個人番号通知カードでも問題ありません。

ですが、マイナンバーカードを作ると、主に以下のようなメリットがあります。

  • 個人番号を証明する書類として利用できる
  • 行政の手続きをオンラインで済ませられる
  • 顔写真つきの本人確認証明書(身分証明書)として利用できる
  • コンビニなどで必要な証明書の取得ができる(※市町村によって取得できるものは異なる)

特に顔写真つきの身分証明書として使えるのと、住民票などの証明書をコンビニで取得できる点は非常に利便性が高いです。

ですが政府の調べによると、2020年1月20日時点でマイナンバーカードの取得率は国内の全国民の15%に留まる、というかなり低い結果でした。

取得率が進まないのは、やはり利便性よりも申請が難しい・面倒であるという認識が定着しているからですね。

身分証明書とはしては運転免許証など代わりになるものがありますしね。なくても困らない、という人が多いのかも。

2020年4月1日の法改正に伴い取得するメリットが高まる

2020年4月1日に「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則」の一部改正が予定されています。

この法改正を受け、クレジットカードなどの配達で利用される郵便サービス「本人限定受取郵便」の受取に顔写真つきの本人確認書類が必要になります。

本人確認書類として使えるのは以下のもので、顔写真のない健康保険証などは使えないことになります。

  • 旅券(パスポート)
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 外国人登録証明書(在留の資格が特別永住者のものに限る)
  • 運転免許証
  • 個人番号カード(個人番号カードとみなされる写真付き住民基本台帳カードを含む)
  • 官公庁がその職員に対して発行した身分証明書で写真付きのもの
  • 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)
  • 公の機関が発行した資格証明書で写真付きのもの(療育手帳、身体障がい者手帳等)

この中で一般人が一番手に入れやすいのは運転免許証かマイナンバーカードとなります。

今後クレジットカードを作る予定で運転免許証などを持っていない人は早めにマイナンバーカードを作っておくことをおすすめします。

本人限定受取郵便では、顔写真つきの本人確認書類を提示できないと郵便物を受け取れない仕組みになっています。詳しくはこちらをご覧ください。

顔写真つきの本人確認書類がない場合、最悪クレジットカードを受け取れない、という事態に陥ります。

マイナンバーカードが交付されるまでの流れ

  • マイナンバーカードの交付申請をする
  • 市区町村から交付通知書が発送される
  • マイナンバーカードを受け取る

マイナンバーカードの交付申請から交付通知書が発送されるまで1ヵ月程度かかる仕組みです。

申請時に不備があれば時間はもっとかかるので、早めに発行手続きを始めた方がいいです。

申請方法は4通り

マイナンバーカード発行の申請には、スマホ、パソコン、照明写真機、郵送の4通りがあります。それぞれ申請方法が異なります。

郵送以外の方法で申請するには通知カードに添付されている「個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書」が必要になります。

用紙に記載されている申請書IDが必要になります。記載箇所はこちら。

紛失した場合は市役所で新しい申請書を発行してもらうか、郵送で申請することになります。

詳しい申請の手順を知りたい方は、自分の申請方法に合わせて下記をタップしてみてください!
スマホで申請する場合(タップで開閉)

個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書さえあれば、スマホでの申請は簡単なのでおすすめです。

申請の流れとしては

  1. 申請書にあるQRコードを読み込む
  2. 申請用のWEBサイトにアクセス
  3. 画面の指示に従って必要事項を入力
  4. 端末認証を実施
  5. 顔写真を登録
  6. 申請情報登録
  7. 申請完了

このようになります。まずは申請書にあるQRコードを読み取ります。

すると利用規約の確認ページに移動します。

利用規約を確認して、年齢確認と利用規約に同意する項目にチェックを入れてから「確認」ボタンをタップします。

次にメールアドレスの登録画面に移動します。

申請書IDは入力されているので、その下の「メール連絡用氏名」と「メールアドレス」を入力。

最後に画像認証をして「確認」ボタンを押します。

入力内容の確認画面になるので、内容に間違いがないか確認します。

間違いがなければそのまま進んでOKです。

登録したメールアドレス宛に「申請情報登録URLの案内」というメールが届きます。

記載されているURLを開くと、まずは顔写真の登録ページが開きます。

スクロールして「アップロード」をタップしてください。

カメラを起動して写真を撮るか、ライブラリから写真を選ぶか選択できます。

アップロードできると「アップロードが完了しました」と出るので、できたら「確認」ボタンをタップ。

アップロードした写真が、規定に沿っているかセルフチェックする画面になります。

ページ下部に3つの確認項目があるのでチェックを入れて、「登録」ボタンをタップします。

顔写真の登録が終わると、その他の申請情報を入力する画面にいきます。

生年月日をプルダウンから選択して、電子証明書の発行と点字表記の希望を確認します。

「+」をタップすると開きます。

電子証明書は、オンラインでの行政手続きやコンビニで各種証明書を印刷する際に必要となる機能です。

どうしてもいらない、という人以外はチェックを入れなくて大丈夫です。

名前の点字表記の有無は、希望する場合にチェックをいれます。

申請情報の内容に間違いがなければ、最後に「確認」ボタンをタップして完了です!

パソコンで申請する場合(タップで開閉)

パソコンでの申請はスマホとほぼ変わりません。個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書さえあれば簡単です。

申請の流れとしては

  1. 申請用のWEBサイトにアクセス
  2. メールアドレスを登録
  3. 画面の指示に従って必要事項を入力
  4. 顔写真を登録
  5. 申請情報登録
  6. 申請完了

このようになります。まずはオンライン申請サイトを開きます。

最初に利用規約のページが表示されるので、スクロールして確認してください。

年齢確認と利用規約への同意にチェックを入れて「確認」をクリック。

次にメールアドレスの登録を行います。

申請書IDと名前、メールアドレスを入力して画面認証をしたら「確認」をクリック。

入力したアドレス宛に「申請情報登録URLのご案内」というメールが届きます。

記載されているURLを開いてください。

次に顔写真の登録を行います。

「アップロード」から撮影した顔写真を選ぶと、「アップロードが完了しました」と出るので「確認」をクリック。

アップロードした写真が規定に沿っているかセルフチェックします。

ページ下部に3つの確認項目があるのでチェックを入れて、「登録」をクリック。

最後に申請情報の入力です。生年月日をプルダウンから選択。

電子証明書と氏名の点字表記の有無を選びます。

電子証明書が必要な場合はチェックを入れない、点字表記が必要な場合はチェックを入れる、となっています。

オンライン行政手続きやコンビニで書類を印刷するのに電子証明書が必要なので、基本的にはチェックを入れなくてOKです。

まちなかの証明写真機から申請する場合(タップで開閉)
  • 各地に設置してある証明写真機から申請することもできます。
  • ただし、マイナンバーカード申請に対応していない台もあります。

証明写真機がマイナンバーカード申請に対応しているかは、証明写真機に表記があるかどうかで判別すればOK。

対応していないとこんなシールが貼られています。

よく見ると「WEB申請には対応しておりません」と記載されています。

※利用する証明写真機がマイナンバーカード申請に対応しているかどうかは、各会社のHPから事前に調べることもできます。

証明写真機からマイナンバーカードを申請する流れはこのような感じ。

  1. メニューから「マイナンバー」をタッチ
  2. 証明写真機で申請を選択
  3. QRコカメラに交付申請書のQRコードをかざします
  4. 顔写真を撮影
  5. 撮影した写真と申請内容を確認
  6. 受付証がプリントされると申請は完了
どの証明写真機を利用するかによって、操作手順が少し異なります。
郵送で申請する場合(タップで開閉)

「個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書」という紙に必要事項を入力して申請する方法です。

ネット上でDLできるので、交付申請書を紛失したけど市役所まで取りに行く時間がない、という人は郵送で申請することになります。

【1】「個人番号カード交付申請書」兼「電子証明書発行申請書」

「マイナンバーカード」とカードに搭載される「電子証明書」の申請をまとめてできます。

【2】氏名、住所等

氏名、住所、生年月日などは記載されています。

引っ越しや結婚などで記載内容と相違がある場合は、この申請書を利用できません。

現在住んでいる市区町村に連絡する必要があります。

【3】電話番号

日中つながる電話番号を入力。

【4】 外国人住民の区分(外国人住民の方のみ)

ほとんどの方は入力する必要はありません。

外国人の方のみ、持っている在留カードの記載内容と一致するか確認してください。

【5】点字表記の希望

希望すると名前が点字で表記されるようになります。必要な方は、□を黒く塗りつぶしてください。

【6】申請日

申請日を記入します。

【7】申請者氏名

申請者本人が署名するか、記名・押印をします。

【8】顔写真貼付欄

顔写真を添付します。

【9】「署名用電子証明書」「利用者証明用電子証明書」発行有無

電子証明書は、e-Tax等の電子申請、マイナポータルへのログイン、コンビニ交付サービスを受けるために必要なものです。

利用する方は四角を塗りつぶさないように注意。

【10】代理人記載欄

15才未満の方、成年被後見人が申請を行う場合は、「代理人記載欄」に氏名などを記入します。

これで記入は完了です!

送付用封筒がついているはずなので、切手を貼らず申請書をいれて郵送します。

この申請書は「マイナンバーカード総合サイト」からDLすることができます。

個人番号カード交付申請書を無くされた方へ|マイナンバーカード総合サイト

返信用封筒の材料もDLすることができますよ!

マイナンバーカードの受取方法

マイナンバーカードの発行を申請して1ヵ月程度すると、交付通知書が発送されます。

これは「マイナンバーカードを発行する準備ができましたよ」というお知らせで、受取は市区町村の窓口まで行く必要があります。

  • マイナンバーは住民票のある市区町村の役所窓口で受け取る
役所に行かないといけないので面倒ですね。自治体によっては郵送してくれるところもあります。

交付通知書には受取期限が記載されているので、期限内に必ず取りに行くこと。

受取時に必要となる書類
  • 個人番号通知カード
  • 交付通知書
  • 本人確認書類
  • 住民基本台帳カード(持っている人だけ)
受取時に使える本人確認書類はこちら(タップで開閉)

以下の内から1点で受取できます。

  • 顔写真つきの住民基本台帳カード
  • 運転免許証・運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)
  • 旅券
  • 身体障害者手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 療育手帳
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 一時庇護許可書
  • 仮滞在許可書

上記の本人確認書類がない人は、「氏名・生年月日」または氏名・住所」が記載され、市区町村長が適当と認める書類が2点が必要です。

例えば健康保険証、年金手帳、社員証、学生証、学校名が記載された各種書類、預金通帳、医療受給者証などが該当します。

原則として受取は本人が行うことになっています。ですが、病気や怪我、障害などの理由があれば代理人に委任もできます。

ただし代理人が受け取る時は必要なものがかなり多いです。

  • 交付通知書
  • 本人の本人確認書類
  • 代理人の本人確認書類
  • 代理権者の確認書類
  • 個人番号通知カード
  • 住民基本台帳カード(持っている人だけ)
  • 本人の出頭が困難であることを証する書類

まとめ

いざ調べてみると、マイナンバーカードを発行するのは意外と簡単ですよね。

時間と手間は少しかかりますが、それ以上に身分証明書としても使えるうえコンビニで各種証明書を取得できるなどのメリットを考えると作っておいた方が便利です。

交付申請書を持っている人はスマホやパソコンからの申請が手軽でおすすめです。

紛失してしまった人は、郵送で申請するか一度市役所まで行って交付申請書を再発行してもらうことになります。

お得なキャンペーンにも参加できる

2020年9月から、買い物やチャージでキャッシュレス決済を利用するとその25%がポイント還元されるという超絶お得なキャンペーンが始まります。

マイナンバーカードを発行していることが前提条件なので、発行した人は忘れずに登録しておくと後々お得になりますよ。