
| 年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
|---|---|---|---|
| 初年度 | 2年目~ | ||
| 16,500円(税込) | 16,500円(税込) | 0.2%~3% | ヒルトン・オナーズポイント |
| 発行スピード | 利用限度額 | ポイント有効期限 | ETC年会費 |
| - | - | 2年間 | 無料 |
| ショッピング保険 | 海外旅行章保険 | ||
| 死亡・後遺障害 | 疾病治療 | 家族特約 | |
| 年間限度額200万円 | (利用付帯)最高3,000万円 | (利用付帯)最高100万円 | |
アメリカン・エキスプレスとヒルトンホテルズの提携カード。
持っているとヒルトンのホテルで優待が受けられるのが特徴です。

2025年11月の入会キャンペーン
| 2025年11月12日時点 | ||
|---|---|---|
| 公式サイト |
| 60,000円相当 |
入会と利用でヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントがもらえます。
年会費
年会費は16,500円(税込)。
他社ゴールドカードと同じくらいの価格帯です。
家族カードは1枚目は無料ですが、2枚目以降は1枚につき6,600円(税込)かかります。
同じホテル系のクレジットカードであるマリオットボンヴォイアメックスと比べると、ヒルトンオナーズアメックスの方が安いですね。
| カード券面 | ![]() |
![]() |
|---|---|---|
| カード名 | ヒルトンオナーズアメックス | マリオットボンヴォイアメックス |
| 年会費 | 16,500円(税込) | 34,100円(税込) |
| 家族カードの年会費 | 6,600円(税込)※1枚目無料 | 17,050円(税込)※1枚目無料 |
ポイント還元率
- ヒルトン・ポートフォリオ内のホテルやリゾートでは、カード利用100円につき3ポイント貯まる
- 日常のショッピング利用では、カード利用100円につき2ポイント貯まる
パッと見の還元率は高く見えますが、問題なのは貯まるポイント「ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント」の使い勝手の悪さです。
ポイントの使い道
基本的にヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントは宿泊に使う以外の方法だと還元率が落ちます。
| 使い道 | 交換レート |
|---|---|
| 宿泊での利用 | シーズンや部屋のグレードにもよるが1ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント=約1円として利用できる |
| ANAマイルと交換 | 10,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント=1,000ANAマイル |
| JALマイルと交換 | 10,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント=1,000JALマイル |
ANAマイルやJALマイルと交換すると、その価値は10分の1になってしまいます。
なので、ヒルトンオナーズアメックスのANAマイル還元率とJALマイル還元率はこうなります。
- ヒルトン・ポートフォリオ内のホテルやリゾートでは0.3%還元
- 日常のショッピング利用では0.2%還元
なので貯まったポイントは必ずホテル宿泊で利用するようにしてください。
ヒルトン系列のホテルで優待が受けられる
毎年無料宿泊券がもらえる
カードの継続特典として、ヒルトン・ポートフォリオ内のホテルやリゾートに無料宿泊できる宿泊券がもらえます。
ヒルトンオナーズアメックスの場合年間150万円以上の利用すると、翌年のカード継続時に1泊分の無料宿泊券がもらえます。
無料宿泊券の注意事項
- 月曜日~木曜日の宿泊には利用できない
- カード会員のみ利用できる
- アメリカン・エキスプレスとヒルトン・オナーズとの客様登録情報の照合が完了していない場合はもらえない
上級会員資格ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが付与
ヒルトン・オナーズには4つの会員ランクがありますが、ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスになるためには1年間で20回の滞在か40泊が必要になるのでこれだけで年会費の元が取れます。
| 会員ランク | 条件 | 主な特典 |
|---|---|---|
| クラブメンバー | – |
|
| シルバー | 年間10泊か4回の滞在 |
|
| ゴールド | 年間40泊か20回の滞在 |
|
| ダイヤモンド | 年間60泊か30回の滞在 |
|
本来は年間40泊ホテルに泊まらないと受けられない特典を、クレジットカードを持つだけで利用できるのは大きなメリットです。
特に部屋のアップグレードや朝食無料のサービスはお得感がありますね。
ヒルトンホテルによく宿泊する方は年会費以上の価値を感じるのではないでしょうか。
対象のヒルトンが25%オフで宿泊できる優待プログラムの年会費優遇がある
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンという日本国内と韓国の対象ホテルで、割引などが受けられる特典プログラムで、通常年会費25,000円(税込)のところ初年度の年会費が10,000円(税込)になる。
入会すると、こういった優待が受けられます。
- 宿泊が25%OFF
- レストラン割引最大20%OFF
- 5,000円割引券2枚プレゼント
- 初年度オナーズ・シルバー会員資格進呈
5,000円の割引券が2枚もらえるので、年会費は実質無料と考えることもできます。
旅行特典
海外旅行保険付帯
海外旅行傷害保険とは
日本で風邪で病院に行くと国民健康保険に入っているので治療費は3割で激安です。
でも、海外の病院は全額自己負担で超高額。
そんな時に旅行保険つきクレジットカードを持っているとカードの機能で補償してもらえたりするんです!
ヒルトンオナーズアメックスには最高3,000万円の海外旅行傷害保険、最大2,000万円の国内旅行傷害保険がついています。
-
旅行傷害保険に関しては急な変更があることがあります。
-
旅行の前には、こちらの公式サイトで内容のご確認をお願いします。
デメリット
ヒルトンのホテルに宿泊しない人にとってはメリットがほぼない
ホテル系のクレジットカードなので当然ですが、ヒルトンホテルに宿泊する機会が少ない方は恩恵を受けづらいです。
同じホテル系クレジッカードであるマリオットボンヴォイアメックスはマイル還元率も悪くないのに対してヒルトンオナーズアメックスのマイル還元率は低いですしね…。
事業用決済でポイント還元率が0%
一切ポイントが貯まらないので、経営者には意味のないカードです。
プライオリティ・パスは作れない
国内外の空港ラウンジを使えるようになるプライオリティ・パスは、ヒルトンオナーズアメックスでは発行できません。
プライオリティ・パスは海外旅行、海外出張する人にとっては必需品なので、海外によく行く方にとっては大きなデメリットです。
他社クレジットカードとの比較
同じくホテル系クレジットカードであるマリオットボンヴォイアメックスと、コスパよくホテル優待が受けられるクレジットカードセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードと比較します。
| カード名 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | マリオットボンヴォイアメックス一般 | ヒルトンオナーズアメックス |
|---|---|---|---|
| デザイン | ![]() |
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| 年会費 | 初年度無料/33,000円(税込) | 34,100円(税込) | 16,500円(税込) |
| 追加カード | 3,300円(税込) ※最大9枚まで |
1枚無料/2枚目以降17,050円(税込) | 1枚無料/2枚目以降6,600円(税込) |
| 国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | ||
| 引き落とし口座 | 個人口座・法人口座 | 個人口座のみ | |
| 貯まるポイント | 永久不滅ポイント | マリオットボンヴォイポイント | ヒルトンオナーズポイント |
| ポイント還元率 | 最大1.125% | 3%、 Marriott Bonvoy系列ホテルでの利用6% |
2%、 ヒルトン系列ホテルでの利用3% |
| ポイントの有効期限 | なし | 最終取得日から2年間 | |
| JALマイル還元率 | 最大1.125% | 0.6%~0.83% | 0.2%~0.3% |
| 事業用決済の還元率 | 最大1.125% | 0%還元 | 0%還元 |
| レストラン特典 | 招待日和 | 使えない | ヒルトングループのレストランで最大25%割引 |
| コンシェルジュサービス | 使える | 使えない | |
| ホテル割引 |
|
|
|
| 無料宿泊券 | もらえない | 年間250万円以上の利用で付与 | 年間150万円以上の利用で付与 |
| 海外空港ラウンジ | 世界の1,600ヵ所以上の空港ラウンジを利用可能なプライオリティ・パスが無料 | 使えない | |
| 国内空港ラウンジ | 国内の主要空港ラウンジが無料で使える | 国内の主要空港ラウンジが無料で使える※会員本人+同伴者1名が無料 | |
| 手荷物無料宅配サービス | 往路1個、復路1個無料 | 復路1個無料 | |
| 空港クロークサービス | 使えない | カード会員1名様につき2個まで (中部国際空港、関西国際空港) |
|
| 大型手荷物宅配優待特典 | 使えない | 帰国時に利用可能 (羽田第3ターミナル、成田空港、関西空港、中部空港のみ) |
帰国時に利用可能 (成田空港、関西空港、中部空港のみ) |
| 福利厚生サービス | セゾンフクリコ 映画観賞券通常2,000円→1,300円~に割引、全国25,000以上の施設で最大66%OFF |
使えない | 使えない |
選ぶポイントは4つあります。
- 年会費
- マイルを貯めたいかどうか
- よく使うホテルがどこか
- 空港をよく使うか
年会費が一番安いのはヒルトンオナーズアメックスです。
年会費16,500円(税込)のクレジットカードとしては豪華な特典が付帯していますよね。
ですがマイル還元率が低いので、マイルを貯めたいならマリオットボンヴォイアメックスかセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードを選んだ方がいいです。
クレコレのおすすめは、年会費が安くてJALマイル還元率が高いセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードです。

ホテル優待も豊富で、例えばこんな特典がついています。
Marriott Bonvoy系列、ヒルトン系列など特定のホテルへのこだわりがなければセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードでも十分ホテル優待が受けられます!
また、マリオットボンヴォイアメックスとヒルトンオナーズアメックスは、広告宣伝費用や医療機器などを含む事業用の決済に利用すると0%還元になってしまいますが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードは還元率が下がりません。
事業用に使いたい方は迷わずセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードを選んでください。
コンシェルジュサービスが使えたり、プライオリティ・パス(プレステージ)が無料で作れたりと、ホテル優待以外の性能も文句なしで高いです。




