クレジットカードの受け取りは本人だけ?家族でもできる?注意点のまとめ

自宅に郵送されることが多いクレジットカードですが、日中は仕事をしていて自分では受け取れない、という人も中にはいますよね。

では、自分の代わりに家族や同居人がクレジットカードの受け取ることはできるのでしょうか?

書いた人
クレコレ(管理人)
クレカLOVE女子!所有クレカは50枚以上!メインカードはセゾンプラチナビジネス。いつも1.25%還元でポイントとマイルを貯めてます。

原則として申込者本人が受け取る

  • クレジットカードの受取は申し込んだ本人しかできない場合が多い

クレジットカードは自宅に郵送されるのが一般的です。

その中でも本人限定受取郵便という郵送方法がとられることが多く、名前の通り本人以外が受け取ることはできません。

本人限定受取郵便とは

本人限定受取郵便(別名:特定事項伝達型)とも呼ばれ、受け取り時に受取人本人が所定の本人確認書類を提示することで郵便物を受け取ることができる、という郵便サービスのことです。

特徴
  • 受取人本人しか受け取れない
  • 所定の本人確認書類の提示が必要

親族や同居している家族であっても代理受取はできない決まりになっています。配達時に本人が在宅していなければ、不在扱いとなり再配達されます。

2020年4月1日に法改正あり

2020年4月1日に「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則」の一部改正が予定されています。

  • それに伴い、受取に必要な本人確認書類が顔写真が貼りつけられているものに限定されることとなりました。

つまり、健康保険証など顔写真のない身分証明書は、本人限定受取郵便を受け取るための本人確認書類として利用できなくなることになります。

本人限定受取郵便で本人確認書類として使えるもの

  • 旅券(パスポート)
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 外国人登録証明書(在留の資格が特別永住者のものに限る)
  • 運転免許証
  • 個人番号カード(個人番号カードとみなされる写真付き住民基本台帳カードを含む)
  • 官公庁がその職員に対して発行した身分証明書で写真付きのもの
  • 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)
  • 公の機関が発行した資格証明書で写真付きのもの(療育手帳、身体障がい者手帳等)
一般人が所有しやすいのは運転免許証か個人番号カードになりそうですね。

受取方法によっては本人以外での受け取りも可能

本人限定受取郵便でクレジットカードが送られてきた場合、本人以外が受け取ることはできませんが、実は受取方法によっては本人以外でも受け取ることができます。

クレジットカードの郵送に使われる手段にはいくつか種類がありますが、主なのはこの3つです。

  • 本人限定受取郵便
  • 佐川急便の受取人確認サポート
  • 簡易書留

この内、佐川急便の受取人確認サポートも本人限定受取郵便と同様に、受取人本人が顔写真つきの本人確認書類を提示して受け取る必要があります。

ですが、簡易書留で送られてきた場合は受取人本人でなくても郵便物の受取が可能です。

クレジットカードが簡易書留で送られてきた場合

  • 提示する本人確認書類などはない
  • 家族でも受取可能

簡易書留は、原則として「本人もしくは家族に手渡しすること」となっているので、本人か本人の家族が受け取れば大丈夫です。

本人限定受取郵便などのように、顔写真つきの本人確認書類を提示する必要もありません。

本人不在でも受け取れるのはありがたいですね

ただし自宅に誰もいない場合は再配達になります。ポストや宅配ボックスに投函されることはありません。

郵送方法はどうやって決まる?

本人以外がクレジットカードを受け取るには簡易書留で送られる必要があります。

ではクレジットカードの郵送方法はどのように決定されるのでしょうか。

詳しい基準はカード会社によって異なりますが、セゾンカードの場合は以下のような決まりになっていました。

  • ネットから申し込みした場合は本人限定受取郵便で郵送(=顔写真つきの本人確認書類が必要)

※実際にインフォメーションに問い合わせをして確認しました。

インターネットから申し込みをした場合は本人限定受取郵便で送られてくるようになっている、とのことでした。

逆に、店頭か郵送で申し込みをすれば、店頭で直接カードを渡されるか、もしくは簡易書留で送られてくる形のようです。

上記はセゾンカードの場合です。自分が作りたいと思っているカード会社のインフォメーションに問い合わせるのが一番確実です。

クレジットカードの申し込みはネットからがおすすめ

簡易書留で郵送してもらうために、店頭や紙の申し込み書を送ってクレジットカードに申し込むよりも、顔写真つきの本人確認書類を作ってネットから申し込む方が早いです。

というのも、近年ではクレジットカードの申し込みはネットからが主流なので、それ以外の方法はやや不便なんです。

例えばこういったデメリットがあります。
  • 申し込みできる店頭の数自体が少ない
  • 紙の申し込み書を手に入れる手段が少ない
  • 書類が手書きなので間違えると一から書き直し
  • クレジットカードが手元に届くまで時間がかかる

ネットから申し込みをすると、受取時に顔写真つきの本人確認書類が必要になる本人限定受取郵便で送られてくるので、持ってない人は今の内に発行しておく必要があります。

ですが、本人限定受取郵便であれば自宅ではなく郵便局でクレジットカードを受け取ることもできます。

自分で指定した日時に郵便局に取りに行けます。

マイナンバーカードなら誰でも簡単に作れる

顔写真つきの本人確認書類として有名なのは、やはり運転免許証やパスポートですよね。

ですがどれも取得に手間も費用もかかるので、おすすめなのはマイナンバーカードの発行です。

マイナンバーカードは、住民票を持つ全ての国民が任意で発行することができる公的な写真つきの身分証明書になります。

インターネットでも郵送でも簡単に発行申請できます。

マイナンバーカードは身分証明書としてだけではなく、行政の手続きをオンラインで済ませられたり、コンビニなどで証明書の印刷ができたり、便利な機能が搭載されています。

例えば、特別定額給付金もマイナンバーカードがあればオンラインで申請可能、という大きなメリットがあります。

2020年9月からは、キャッシュレス決済サービスの利用で最大25%のポイント還元がされるキャンペーンも開催予定なので、これを機に発行してしまうことをおすすめします。

TOP