ダイナースクラブカードでポイント還元率が半減する改悪が発表!おすすめの乗り換え先は?

2024年4月16日(火)以降、ダイナースクラブカードのポイント還元率が半減になる支払い先が増えます。

特に税金、ふるさと納税、水道料金、都市ガス料金をダイナースクラブカードで払ってる方は要注意。

改悪の内容と今後の対策を解説します。

クレコレ株式会社
執筆者
クレコレ株式会社
クレカLOVE女子!所有クレカは50枚以上!メインカードはセゾンプラチナビジネス。1.25%還元でポイントとマイルを貯めてます。Youtubeで動画でも解説中。

改悪の内容

  • ほぼ全ての公金・税金、水道料金、都市ガス料金ポイント還元率が半減

ポイント換算率の一部変更に関するお知らせ|ダイナースクラブカード公式サイト

通常、ダイナースクラブカードでは100円利用毎に1ポイント貯まります。

ですが上記の支払いでは200円につき1ポイント貯まることになります(還元率0.2%)。

すでに多くの支払いでポイント還元率が半減になってる

実は主な公金・税金の支払いや、一部水道料金、都市ガス料金の還元率はすでに悪化済みなんです。

今回の改悪後と改悪前を比べるとこんな感じ↓

  2024年4月15日(月)以前の利用分 2024年4月16日(火)以降の利用分
公金・税金 国税、都道府県・市町村取扱いの各種税金、ヤフー公金支払い、さとふる 国税、都道府県・市町村取扱いの各種税金、ふるさと納税、公金・税金に係るシステム利用料・決済手数料等、その他クレジットカード払い可能な税金等
水道局 札幌市水道局、水戸市水道部、東京都水道局、武蔵野市水道料金等、甲府市上下水道局、横浜市水道局、浜松市上下水道部、桑名市水道料金等、京都市上下水道料金、大阪市水道局、尼崎市水道局、神戸市水道局、丸亀市水道部、丸亀市建設水道部、福岡市水道局、長崎市上下水道局 すべての水道料金
ガス会社 北海道ガス、仙台市ガス局、東彩ガス、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、大阪ガスLPG、日本海ガス、鳥取ガス、鳥取ガス産業、岡山ガス、広島ガス、四国ガス、西部ガス、九州ガス すべての都市ガス料金

ですが今回からふるさと納税も全て対象になったのは大きな変更点です。

税金・ふるさと納税・水道料金・ガス料金の支払いはダイナースクラブカード以外のカードを使うべきです。

いつから改悪される?

2024年4月16日(火)以降のカード利用分から。

とは言え、元々のポイント還元率も0.4%と高くないです…。

改悪されるまではこのまま使おう…ではなく、今の内から高還元率のクレジットカードへ乗り換えてOK◎

ダイナースクラブカードはポイント還元率が下がる支払いが多い

そもそもポイント還元が受けられない支払いもあります↓

  1. Edyチャージ
  2. JR東日本モバイルSuica、モバイルPASMOチャージ、モバイルPASMO定期券、ANA Pay、au PAY残高チャージ、WebMoneyプリペイドカードチャージ
  3. キャッシングサービス、ローン、年会費、各種オプショナルサービスの参加料

ポイント自体は貯まりますが、還元率が半減する支払いはこちら↓

電気料金 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力
水道料金 札幌市水道局、水戸市水道部、東京都水道局、武蔵野市水道料金等、甲府市上下水道局、横浜市水道局、浜松市上下水道部、桑名市水道料金等、京都市上下水道料金、大阪市水道局、尼崎市水道局、神戸市水道局、丸亀市水道部、丸亀市建設水道部、福岡市水道局、長崎市上下水道局
※4/16から全ての水道料金が対象
ガス料金 北海道ガス、仙台市ガス局、東彩ガス、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、大阪ガスLPG、日本海ガス、鳥取ガス、鳥取ガス産業、岡山ガス、広島ガス、四国ガス、西部ガス、九州ガス
※4/16から全ての都市ガス料金が対象
公金・税金 国税、都道府県・市町村取扱いの各種税金、ヤフー公金支払い、さとふる
※4/16から国税、都道府県・市町村取扱いの各種税金、ふるさと納税、公金・税金に係るシステム利用料・決済手数料等、その他クレジットカード払い可能な税金等が対象
その他 NHK受信料(日本放送協会)、国民年金保険料、医療用商材、カーディーラーにおける車両購入代金、病院、有料道路通行料金、ETC利用料金、保険料、プロバイダー等通信料、電話・携帯通話料、有料放送サービスおよびそれら加盟店のご利用
※2023/4/1から一部の事業用仕入れ、BIPS(請求書支払い代行サービス)による売上、EVERINGへのチャージも対象

高額になりがちな支払いには軒並みポイント還元半減の対象です…。

おすすめの乗り換え先はセゾンプラチナビジネス

プラチナビジネスカードの活用術完全ガイド

名前にビジネスと入っていますが、実は個人事業主や法人じゃなくても一般のサラリーマンや公務員でも作れます◎

セゾンプラチナビジネスならマイル還元率最大1.125%で、しかも年会費は22,000円(税込)なのでコスパも良いです!

ダイナースはJALマイルと交換すると0.4%還元になってしまうので、セゾンプラチナビジネスはJALマイル、ダイナースはANAマイルの還元率で比較すると…↓

名称 セゾンプラチナビジネス ダイナースクラブカード
券面 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード ダイナースクラブカード
年会費 年会費初年度無料、通常22,000円(税込) 24,200円(税込)
マイル交換時の還元率 最大1.125%還元 1%還元
マイル交換に必要なオプション 100円利用=1.125JALマイル
セゾンマイルクラブの加入要(追加年会費5,500円/税込)
※年1,500万円利用で無料
100円利用=1ANAマイル
ダイナースグローバルマイレージの加入要
(追加年会費6,600円/税込)
※無料にはならない
年間マイル変換上限 15万マイルまで
※年間1,500万円利用分まで、1,500万円利用分以降0.75%還元
40,000マイルまで
※年間400万円利用分まで、400万円利用分以降0.4%還元

セゾンプラチナビジネスの方が圧倒的に還元率が良いです!

利用金額で貯まる合計マイルを比較すると、こんな感じ↓

  セゾンプラチナビジネス ダイナースクラブカード
  セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード ダイナースクラブカード
100万円利用時 11,250JALマイル 10,000ANAマイル
200万円利用時 22,500JALマイル 20,000ANAマイル
300万円利用時 33,750JALマイル 30,000ANAマイル
400万円利用時 45,000JALマイル 40,000ANAマイル
500万円利用時 56,250JALマイル 40,000ANAマイル
+4,000円相当のポイント(※0.4%還元)
700万円利用時 78,750JALマイル 40,000ANAマイル
+12,000円相当のポイント(※0.4%還元)
1,000万円利用時 112,500JALマイル 40,000ANAマイル
+24,000円相当のポイント(※0.4%還元)
1,500万円利用時 168,750JALマイル 40,000ANAマイル
+44,000円相当のポイント(※0.4%還元)

ダイナースクラブカードに負けないプラチナランクの特典も豊富

中には「ダイナースクラブカードのグルメ・レストラン優待がいいんだよな…」、という方もいますよね。

ただ、セゾンプラチナビジネスにもレストランやホテル優待が豊富です↓

今までこんなレストランで割引を受けてきました!

京都にある鉄板焼き馨では黒毛和牛やアワビを楽しんで21,780円(税サ込)も安くなったことや…

他にも北海道の料理屋botanでは、旬の食材を使ったシェフおまかせコースで15,950円(税サ込)も安くなりました↓

レストラン優待だけでなく、ホテルの割引も豊富!

例えば星野リゾート界 伊東8,800円割引!

リゾナーレ那須31,200円割引!

アスコット丸の内東京では20,254円割引!

ホテルエミシア札幌7,630円割引!

ここで紹介した分だけでも10万円近く割引を受けています!

似たようなサービスもあって年会費が安いセゾンプラチナビジネスの方がコスパが良いです◎

セゾンプラチナビジネスの入会はこちら

どうしてもダイナースクラブカードが持ちたい方は

基本的な性能は通常のダイナースクラブカードとほぼ同じですが、毎年の年会費を11,000円割引できます!

カード名 ダイナースクラブカード 三井住友信託ダイナースクラブカード
カード券面 ダイナースクラブカード 三井住友信託ダイナースクラブカード
年会費 24,200円(税込) 24,200円(税込)
年会費割引 なし 年間50万円利用で次年度13,200円(税込)
家族カード年会費 5,500円(税込) 無料

違いは以下の5点です。

  1. 年会費の割引特典(11,000円安くできる)
  2. 家族カードの年会費が無料
  3. 三井住友信託ダイナースクラブポイントクラブに申し込める
  4. コンパニオンカードが発行できない
  5. カードの右上にロゴがついている

年間50万円利用で年会費が大幅に割引される特典がやはり強いですね。

通常のダイナースには年会費の割引サービスがありません。

三井住友信託ダイナースクラブカードの年会費優遇と家族カード無料の特典を知らない方は大損しますよ!

長期間ダイナースを持った場合の年会費を計算してみると

年間50万円利用する場合
カード名 ダイナースクラブカード 三井住友信託ダイナースクラブカード
カード券面 ダイナースクラブカード 三井住友信託ダイナースクラブカード
年会費総額(1年間) 24,200円(税込) 24,200円(税込)※年間50万円利用で次年度13,200円(税込)
年会費総額(5年間) 96,800円(税込) 77,000円(税込)
年会費総額(10年間) 217,800円(税込) 143,000円(税込)
年会費総額(20年間) 459,800円(税込) 275,000円(税込)

20年間持った場合を考えると、三井住友信託ダイナースクラブカードなら184,800円のお得になります。

正直ダイナースクラブカードの特典を使いたいだけなら、このカードで十分です◎

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