目次
プライオリティパスとは

会員になれば世界中の空港ラウンジが使えます。
空港ラウンジは飛行機の出発を待つ間に使える特別なラウンジです。
おつまみや軽食・ドリンクなどが無料で楽しめる他、無料Wi-Fiサービスが使えたりスマホ/PCの充電ができます。
通常は「プライオリティ・パス」への登録は有料です。
| プラン | スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 99米ドル (約14,553円) |
329米ドル (約48,363円) |
469米ドル (約68,943円) |
| ラウンジ1回の利用料金 | 35米ドル (約5,145円) |
35米ドル (約5,145円) |
無料 |
| 備考 | ※本会員は無料/同伴者は35米ドル(利用都度) | ※10回の利用まで無料 ※本会員は無料/同伴者は35米ドル(利用都度) |
※本会員は無料/同伴者は35米ドル(利用都度) |
※1ドル147円で計算
スタンダード会員、スタンダードプラス会員の場合は年会費を払っても1回ごとに利用料金がかかります。
プレステージは年会費のみで常時空港ラウンジが利用可能です。
プライオリティ・パスを無料にする方法がある
プライオリティ・パスを普通に作ろうと思うと、6万円近くかかります。
そんなときに便利なのがクレジットカードの上級会員です。
一部のクレジットカードにはプライオリティパスを無料で作ることができる特典がついています。
クレジットカードの年会費だけで、プライオリティパスを作ることができます。
プライオリティパスを無料で作れるおすすめクレジットカード
実際にプライオリティパスを使って入れる空港ラウンジの紹介
成田国際空港第1ターミナル I.A.S.Sエグゼクティブラウンジ1

他のラウンジと比べてこじんまりとしていますが、制限区域外にあるので使い勝手がいいラウンジです。

朝7時からオープんしているので、空港に早めについてしまったがまだチェックインが始まっていない…といった時に便利。

ゆったりとしたソファ席の他、奥にはテーブル席もあるのでビジネス用途の方にもおすすめ。

もちろんどの席にもコンセントとUSBポートがあるので充電もばっちり。
Wi-Fiも完備されています。

飲み物はホットコーヒーやカフェラテの他、ジュースやお茶などソフトドリンクが楽しめます。
アルコールは取り扱っていませんが、入室する時に缶ビールを1本もらえます。

私が利用した時は早朝だったので、コーヒーを頂きましたよ!
関西国際空港第1ターミナル NODOKA

24時間営業のカフェラウンジですが、空港のカードラウンジとしても利用できます!

加えて、こちらの3つのサービスから2つを無料で利用できます。
- アラカルトメニューから食事を一品
- 大人1人につき缶ビール2本
- 40分間のシャワーの利用
NODOKA内はおしゃれなネットカフェのようになっていて、のんびりくつろげますよ。

席は3つのタイプから選べます!
- オープン席
- リクライニング席
- マット席
特にマット席がおすすめです。

こんな風に靴を脱いで足が伸ばせます!
革靴やヒールで長時間歩いた後に休憩するのにうってつけです。
ただし、机は小さめなので軽くお仕事がしたい方はオープン席かリクライニング席がおすすめです。
グアム国際空港 サガンビスタラウンジ

私が訪問した時は受付にスタッフがおらず、そのままラウンジに入って利用している人が多かったです。

中はダイニングテーブルがたくさん並んでいるイメージで、レストランに近い雰囲気です。

食事もたくさん用意されていました!
サンドイッチやホットドッグ、おむすびなど、お腹にたまるメニューが多かったですよ。

ホットドッグはこんな感じで、常にソーセージが温められています。

フルーツやサラダなどの軽食もありました。

飲み物はドリンクバー形式ではなく、冷蔵庫からから取っていくスタイルでした。
一部クレジットカードのプライオリティパスはレストランの割引も受けられます
プライオリティパスと3時間以内に出発するフライトの搭乗券の提示で、レストランで3,400円の割引クーポンとして飲食できます。
利用できるレストラン一覧はこちら↓
| 空港 | ターミナル | 制限区域 | お店の名前 | 国際線 | 国内線 |
|---|---|---|---|---|---|
| 成田空港 | 1 | 制限区域外 | 肉料理 やきすき やんま | 〇 | 〇 |
| 1 | 制限区域内 | Japanese Grill & Craft Beer TATSU | 〇 | × | |
| 2 | 制限区域内 | 鉄板焼 道頓堀 くり田 | 〇 | × | |
| 3 | 制限区域外 | ぼてぢゅう屋台 | 〇 | 〇 | |
| 羽田空港 | 3直結 | 制限区域外 | All Day Dining Grande Aile | 〇 | 〇 |
| 伊丹空港 | 中央 | 制限区域外 | 大阪エアポートワイナリー | - | 〇 |
| 関西空港 | 1 | 制限区域内 | ぼてぢゅう 1946 | × | 〇 |
| 中部空港 | 1 | 制限区域内 | 海膳空膳 | 〇 | × |
| 1 | 制限区域外 | ぼてぢゅう | 〇 | 〇 | |
| 2隣接 | 制限区域外 | ザ・パイクブリューイング | 〇 | 〇 |
- ※2025年8月6日時点の情報です。
- ※「出発便から3時間以内の搭乗券」の提示が必須
- ※到着便での利用は原則不可
私が実際に利用したレストランを写真付きで紹介しますね!
羽田空港近くのレストランでランチビュッフェが無料になる

制限区域外にあるので、利用する飛行機が国際線でも国内線でも利用可能です。

こんなに豪華な食事が無料で食べられるって考えたら、めちゃくちゃお得ですよね!
→プライオリティパスを使ってAll Day Dining GRAND AILEのランチビュッフェの優待を受ける方法を詳しく知りたい方はこちら
関西国際空港 ぼてぢゅうで3,400円割引
例えば、関西国際空港にある「ぼてぢゅう」も対象です。

たこ焼きやお好み焼きなど大阪発祥のグルメが食べられるお店です。

搭乗券とプライオリティパスの提示で3,400円の割引が受けられますよ!

プライオリティパスが2枚あれば、6,800円分の割引になります。
実際のレシートがこちら。

6,798円(税込)分の飲食をして、3,400円割引×2名=6,800円割引されてお会計は0円でした。
レストランの割引優待が使えないクレジットカードのプライオリティパスもあります
元々はレストランの割引優待が使えたのですが、どんどん改悪されています。
| カード名称 | 改悪開始日 | 改悪の内容 |
|---|---|---|
| 静銀セゾンプラチナ・アメックス・カード | 2025年11月4日から | 年間の利用回数制限がつく |
| セゾンカードのゴールドカード | 2025年11月4日から | 発行できる会員ランクが下がる |
| すべてのカード | 2025年8月1日から | 日本国内にあるレストラン・リフレッシュ施設で到着便での利用不可 |
| すべてのカード | 2025年6月1日から | 成田国際空港第の一部レストランで到着便の搭乗券での利用不可 |
| UCプラチナカード | 2025年4月1日から | 国内のレストラン・リフレッシュ施設が利用不可 |
| ダイナースクラブカード、TRUST CLUBカード | 2025年4月1日から | 国内のレストラン・リフレッシュ施設が利用不可 |
| 三井住友カード プラチナ | 2025年4月1日から(予定) | 国内のレストラン・リフレッシュ施設が利用不可 |
| 楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード | 2025年1月1日から | 国内・海外でラウンジ以外の施設利用不可 |
| 楽天プレミアムカード | 2025年1月1日から | 年間5回までの利用制限が追加 |
| JCBゴールド ザ プレミア、JCBプラチナ、JCBザ・クラス | 2024年10月31日から | ラウンジ以外の施設が利用不可 |
| MUFGのプラチナカード | 2024年10月1日から | ラウンジ以外の施設が利用不可 |
| アメックスカード | 2019年8月1日 | ラウンジ以外の施設が利用不可 |
この他にも、アメックスカードのプライオリティパスはラウンジ以外の施設が利用不可だったりします。
ですが、セゾンプラチナ・アメックス・カードとセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードのプライオリティパスは2025年11月1日現在、改悪の予定も一切発表されていませんし、改悪もされていません。
今はセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードがおすすめ
しかも初年度年会費無料なので、最初の1年は完全無料でプライオリティ・パスを持てます。
ただし2年目以降はクレジットカードの年会費33,000円(税込)がかかります。
なので、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードのJALマイル還元率最大1.125%で、年間いくら利用すれば年会費の元が取れるかを確認するといいですよ◎
表にまとめるとこのようになります。
| 年間利用金額 | 還元されるJALマイル |
|---|---|
| 年間50万円利用 | 5,625円相当※ |
| 年間100万円利用 | 11,250円相当※ |
| 年間200万円利用 | 22,500円相当※ |
| 年間300万円利用 | 33,750円相当※ |
大体年間300万円利用でセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの年会費をカバーできるので、このあたりがカードを選ぶポイントです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、ポイント還元で年会費を取り戻せるのはもちろん、ポイント還元がなかったとしてもそのままの状態で年会費を上回る特典があります!
| 初年度の年会費が無料 | 33,000円 |
| 入会月+3ヵ月間ポイント還元率2% | 最大12,000円相当 |
| セゾンプレミアムレストラン by 招待日和が無料 | 33,000円 |
| プライオリティパス 469米ドルが無料 | 68,943円※ |
| Tablet Hotels 99米ドルが無料 | 14,553円※ |
| 一休.comダイヤモンド会員になる権利 | 300,000円相当 |
| クラブコンシェルジュ 入会金が無料 | 330,000円 |
| クラブコンシェルジュ 年会費が無料 | 275,000円 |
| 個人向けのセゾンプラチナ・アメックス・カードを年会費が無料で持てる | 33,000円 |
| 合計(※1米ドル=147円で計算) | 1,099,496円 |
高級ホテル・旅館の割引が受けられるのでまさによく旅行する向けのカードです。




