世界の1,600ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」。
本来、登録には料金がかかりますが…
ただしクレジットカードによって空港ラウンジが使える回数や金額が違うので選ぶ時には注意も必要です!
プライオリティ・パスが使えるクレジットカードの中で特におすすめなクレジットカードを解説していきます!
目次

プライオリティ・パスが使えるクレジットカードの選び方
1 間違えると損する3つのプラン
プライオリティパスの会員プランはこのようになっています。
プラン | スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ |
---|---|---|---|
年会費 | 99米ドル (約14,553円) |
329米ドル (約48,363円) |
469米ドル (約68,943円) |
ラウンジ1回の利用料金 | 35米ドル (約5,145円) |
35米ドル (約5,145円) |
無料 |
備考 | ※本会員は無料/同伴者は35米ドル(利用都度) | ※10回の利用まで無料 ※本会員は無料/同伴者は35米ドル(利用都度) |
※本会員は無料/同伴者は35米ドル(利用都度) |
※1ドル147円で計算
スタンダード会員、スタンダードプラス会員の場合はプライオリティ・パスの年会費を払っても1回の利用ごとにラウンジの利用料金がかかります。
回数制限なし&無料で空港ラウンジが使えるのはプレステージ会員のみ。
無料で空港ラウンジを利用したい場合はプレステージ会員のプライオリティ・パスを手に入れる必要があります。
クレジットカードによって、手に入るプライオリティ・パスのプランが違うので注意してください。
2 レストランの割引が受けられるかどうか
プライオリティ・パスによってはプライオリティ・パスと3時間以内に出発するフライトの搭乗券の提示、レストランで3,400円の割引クーポンとして飲食できます。
飲食代が3,400円以下の場合は無料になります。
こんなに豪華な食事が無料で食べられるって考えたら、めちゃくちゃお得ですよね!
ですが最近はクレジットカードの改悪で、このレストランの割引優待が使えないクレジットカードのプライオリティ・パスも増えているんです…。
なので、クレジットカードに付帯するプライオリティ・パスに利用制限があるかどうかをチェックするのも大事です。
3 同伴者も空港ラウンジにはいれるか
クレジットカードによっては、同伴者も空港ラウンジを無料で使えたり、割引価格で入れたりします。
同伴者と空港ラウンジを使いたい場合は、この点にも注意が必要です。
4 家族カードでプライオリティ・パスは発行できるか
基本的に家族カードでもプライオリティ・パスが発行できる場合は少ないです。
ですが、家族カードでも発行できるカードもあります。
本会員と家族カードそれぞれでプライオリティ・パスを発行することで、一緒に無料で空港ラウンジを使うこともできます。
5 年会費無料のクレジットカードでは基本使えない
基本的にハイランクのクレジットカードに付く特典なので、年会費が無料のカードでは使えません。
無制限に使うなら年会費3万円以上考えた方がいいです。
年間の利用回数が少ない方は、プライオリティ・パスの利用回数に制限がある年会費が安いクレジットカードを選んでもOKです。
10枚のクレジットカードのプライオリティ・パスの比較
カードの年会費と優待内容を表にしてまとめました。
カード | 年会費 | プライオリティ・パスの内容 |
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165,000円(税込) |
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31,900円(税込) |
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13,200円(税込) |
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33,000円(税込) ※初年度無料 |
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11,000円(税込) ※年1回利用で翌年の年会費無料 |
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11,000円(税込) ※年1回利用で翌年の年会費無料 |
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220,000円(税込) |
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34,100円(税込) |
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11,000円(税込) |
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24,200円(税込) |
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まとめるとこんな種類があります。
- 登録料・ラウンジ利用料が無料になるクレジットカード
- 登録料無料でラウンジ利用料がかかるクレジットカード
- 特定のプランを割引価格で利用できるクレジットカード
この中からコスパ、特典内容を踏まえて特におすすめなカードを2つ紹介します。
プライオリティ・パスを作るためのおすすめのクレジットカード2選はこちら
クレジットカードの年会費 | プライオリティ・パスの年会費 | |
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初年度無料、2年目以降:33,000円(税込) | プライオリティ・パスのプレステージ会員:年会費無料 |
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初年度:33,000円(税込)、2年目以降:33,000円(税込) | プライオリティ・パスのプレステージ会員:年会費無料 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは本来ビジネス用のカードなのですが一般のサラリーマンや公務員の方でも作れます。→個人カードとの違いの解説はこちら
2年目以降のプライオリティ・パスの年会費を含めた総費用はこちら。
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1年目 | カードの年会費:無料+プライオリティ・パスの年会費:無料 =完全無料 |
カードの年会費:33,000円+プライオリティ・パスの年会費:無料 =合計33,000円 |
2年目 | カードの年会費:33,000円+プライオリティ・パスの年会費:無料 =合計33,000円 |
カードの年会費:33,000円+プライオリティ・パスの年会費:無料 =合計33,000円 |
3年目 | カードの年会費:33,000円+プライオリティ・パスの年会費:無料 =合計33,000円 |
カードの年会費:33,000円+プライオリティ・パスの年会費:無料 =合計33,000円 |
初年度の年会費が無料になる分、33,000円分セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードの方がお得です。
プライオリティ・パスを1年間限定で完全無料で持てるセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
私も愛用しているカードです。
名前にビジネスと入っていますが、実は個人事業主や法人じゃなくても一般のサラリーマンや公務員でも申込できます◎
プライオリティ・パスが無料で持てる仕組みはこうです。
ただし2年目以降はクレジットカードの年会費33,000円(税込)がかかります。
なので、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードのJALマイル還元率最大1.125%で、年間いくら利用すれば年会費の元が取れるかを確認するといいですよ◎
表にまとめるとこのようになります。
年間利用金額 | 還元されるポイント |
---|---|
年間50万円利用 | 5,625円相当※ |
年間100万円利用 | 11,250円相当※ |
年間200万円利用 | 22,500円相当※ |
年間300万円利用 | 33,750円相当※ |
大体年間300万円利用でセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの年会費をカバーできるので、このあたりがカードを選ぶポイントです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、ポイント還元で年会費を取り戻せるのはもちろん、ポイント還元がなかったとしてもそのままの状態で年会費を上回る特典があります!
【このページ限定】入会&条件達成で12,000円のAmazonギフトカードがもらえる | 最大12,000円 |
初年度の年会費が無料 | 33,000円 |
入会月+3ヵ月間ポイント還元率2% | 最大12,000円相当 |
セゾンプレミアムレストラン by 招待日和が無料 | 33,000円 |
プライオリティパス 469米ドルが無料 | 68,943円※ |
Tablet Hotels 99米ドルが無料 | 14,553円※ |
一休.comダイヤモンド会員になる権利 | 300,000円相当 |
クラブコンシェルジュ 入会金が無料 | 330,000円 |
クラブコンシェルジュ 年会費が無料 | 275,000円 |
個人向けのセゾンプラチナ・アメックス・カードを年会費が無料で持てる | 33,000円 |
合計(※1米ドル=147円で計算) | 1,111,496円 |
高級ホテル・旅館の割引が受けられるのでまさによく旅行する向けのカードです。
プライオリティパス入手までの手順
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスに申し込む
- カード発行後、明細確認アプリ、またはセゾンカードの公式サイトにログインできるようになる
- 明細確認アプリ、またはセゾンカードの公式サイトにプライオリティ・パスの申し込みボタンがあるので登録する
- 約1週間ほどでプライオリティパスが届く
以前は楽天プレミアムカードがおすすめだった
楽天プレミアムカードは年会費11,000円(税込)でプライオリティ・パス(プレステージ)が無料で発行できたのでコスパ的にかなり優位でした。
が、2023年11月に発表された改悪で、プライオリティ・パスに利用制限がつきました。
- 2024年12月31日(火)まで:海外ラウンジ利用無料(回数無制限)
- 2025年1月1日(水)以降:海外ラウンジ利用年間5回まで無料
年5回までとなると、プライオリティ・パスのスタンダード・プラスプラン以下。
正直この性能ではプライオリティ・パスが持てるおすすめのクレジットカードとして紹介しにくいです。
実は楽天プレミアムカードだけでなく、多くのクレジットカードでプライオリティパスが改悪されています→詳しくはこちら